ユーロGユンケル議長、6月で退任の意向を確認=新聞

ユーログループのユンケル議長(ルクセンブルク首相)は、
6月の任期満了をもって議長職を退任する意向を確認した。

現世代の欧州首脳らについては
「才能なき実用主義者」と評した。
独ツァイト紙のインタビューで述べた。
インタビューは翌19日付の同紙に掲載される。

ユンケル氏をめぐっては、議長在任期間が7年を超えるなか、
欧州ソブリン債危機のくすぶりで続投が要請されるとの
憶測も広がっていたが、同氏は「退任する状況に変わりない」と語った。

同僚の首脳らについては、先輩が兼ね備えていた
「猛烈な欧州の大胆さ」に欠けており、
過去の遺産管理に甘んじていると指摘。

「わたしの世代は欧州を最終的に
固めることを学ばねばならない」と述べた。

議長の後任候補としてはドイツの
ショイブレ財務相の名前が挙がっている。