救済基金による銀行の直接的救済は不可能、スペイン支援不要=独

ドイツ財務省は18日、ユーロ圏救済基金による
直接的な銀行の救済は不可能との認識を示した。

またスペインが支援を必要とする兆候も、
支援を要請する兆しも見られないと指摘した。

財務省報道官は「条約において、救済基金
個別行の直接的つながりは想定されていない」と述べた。

また「合意したスペインの改革案は、尊重かつ賛同に値する」とし、
「これらの措置は、一夜にして実施される、もしくは影響を
もたらすことはできないが、説得力のある内容だ。スペインが
支援を必要としている、もしくは支援要請を
望んでいるようには見えない」と述べた。