ECBが一部ギリシャ銀へのオペを停止、自己資本不足で=中銀筋

欧州中央銀行(ECB)は、資本増強が不十分な
一部のギリシャ銀に対して、流動性供給オペを停止した。
ユーロ圏中銀筋が16日、明らかにした。

ECBはコメントを拒否した。

ECBは支払い能力のある銀行に対してのみ
ファイナンスオペを実施している。

ECBのオペから資金を調達できない銀行については、
ギリシャ中央銀行の緊急流動性支援(ELA)を
利用しなければならない。

ECBがオペを停止した
ギリシャ銀の数は現時点では不明。

ある関係筋によると、ギリシャ銀4行の
資本は枯渇しており、自己資本がマイナスの状況にある。

ECBの規定は、そのような状況にある
銀行に対して流動性供給を行うことを禁じている。