ギリシャ連立与党が2013〜2014年の節減策で合意できず、再協議へ

ギリシャ連立与党3党の党首は26日、政府がこの日まとめた
117億ユーロの節減策について協議したが、合意には至らなかった。
3党首は週明け30日に再協議する。

ギリシャ政府はこの日、欧州連合EU)・国際通貨基金IMF
欧州中央銀行(ECB)の調査団との協議を数時間後に控え、
2013〜2014年の節減計画の策定を終えた。

しかし、サマラス首相の新民主主義党(ND)と
連立を組む全ギリシャ社会主義運動(PASOK)と
民主左派の合意を得ることはできなかった。

民主左派のクベリス党首は3時間にわたる党首会談の終了後、
「まだ終わりではない。全ての問題について引き続き取り組む」と語った。

その上で「われわれは難しい現実に直面している。解決策を
見いだすために努力している」と述べた。
3党の協議は30日に再開される見通し。