2012-07-27から1日間の記事一覧

国債低金利、日本が財政再建の意志あると市場が信頼=日銀副総裁

日銀の山口広秀副総裁は27日午前の参院「社会保障と税の 一体改革に関する特別委員会」で、政府債務残高の累増など 日本の財政事情が厳しい状況にあるにもかかわらず、 国債が市場で円滑に消化され、低金利が持続していることについて、 「日本が財政再建に…

ギリシャ支援協議は9月まで継続、ECB総裁発言を歓迎=IMF

国際通貨基金(IMF)は26日、ギリシャ政府との 支援プログラムをめぐる協議は9月まで続くとの 見通しを示し、調査団が同国債務の持続可能性について 審査していることを確認した。IMFのホーリー報道官は、現在進行中の協議の 詳細について語るのは時期尚早と…

米NY連銀、銀行のLIBOR操作容認した事実ない=財務長官

ガイトナー米財務長官は26日、ロンドン銀行間取引金利 (LIBOR)不正操作問題をめぐり上院銀行委員会で証言し、 自身が総裁を務めていた2008年に米ニューヨーク連銀が 銀行による虚偽の金利報告を容認または奨励した事実はないと主張した。ガイトナー長官は…

欧州危機と米財政問題、世界経済の主要リスク=IMF専務理事

国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は26日、 欧州債務危機と米財政問題が世界経済への 主要リスクとの見解を示した。ラガルド専務理事はロンドンで講演し、「欧州は明らかに 世界危機の震源地となっているが、米国も依然リスクに さらされている」と語っ…

ギリシャ連立与党が2013〜2014年の節減策で合意できず、再協議へ

ギリシャ連立与党3党の党首は26日、政府がこの日まとめた 117億ユーロの節減策について協議したが、合意には至らなかった。 3党首は週明け30日に再協議する。ギリシャ政府はこの日、欧州連合(EU)・国際通貨基金(IMF) ・欧州中央銀行(ECB)の調査団との…

ECB総裁、ユーロ圏擁護に向け責務の範囲で行動する用意表明

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は26日、ECBには ユーロ圏を守るために責務の範囲内で何でもする用意があると述べ、 高水準となっている重債務国の国債利回りの引き下げに動く 可能性もあることを示唆した。ドラギ総裁はロンドンで開催された投資会議で、 …

LIBOR不正操作、金融市場の信頼損なう重大な問題=日銀総裁

日銀の白川方明総裁は26日の参議院財政金融委員会で、 ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)の不正操作問題について、 欧州債務問題を背景に金融市場が神経質な状態にある中で、 LIBOR問題は金融市場への信頼を損ないかねない重大な問題と 懸念を表明し、「誠に…

欧州委、LIBORなど基準金利操作に刑事罰適用へ

欧州委員会は25日、ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)など 基準金利の不正操作に対する刑事罰適用を 盛り込んだ規制強化案を明らかにした。基準金利の監督を欧州連合(EU)が 引き継ぐ可能性があるとの見解も示した。欧州委のバルニエ委員(域内市場・サービ…