国際通貨基金(IMF)が28日発表した第2・四半期の
世界の外貨準備に関するデータによると、内訳が
判明している外貨準備に占めるドルの割合は61.9%と、
前四半期の62.1%から縮小した。
ただ外貨準備としてのドルの
重要性に変わりはないとみられている。
内訳が判明している外貨準備高は
約5兆8000億ドル。
内訳が判明していない分も含めた外貨準備高は
10兆5000億ドル超で過去最高を更新した。
ユーロの外貨準備に占める割合は
25.0%と、前四半期の24.9%から拡大。
ただ新興市場諸国でのユーロの割合は
反対に約4%縮小した。