GE前会長、米失業率「数字を操作」=大統領選に絡め波紋

ゼネラル・エレクトリック社(GE)前会長の
ジャック・ウェルチ氏が5日、簡易ブログ「ツイッター」で、
米失業率が3年8カ月ぶりの低水準となったことについて、
「信じられない数字。(オバマ大統領が大統領候補者の)
討論会で失敗したので、(失業率の)数字を変えた」
と述べ、波紋を呼んでいる。

ウェルチ氏は、GE再建を導いたカリスマ的経営者。

同氏のツイッターには130万人超のフォロワー(読者)がいる。

今回の失業率の結果はオバマ大統領にとって
再選に向けた追い風になるとみられるが、
政治的な思惑があったことを示唆する
ウェルチ氏の発言は、3000人以上の読者に引用された。

読者のコメントの多くは、「ばかげている」といった内容。

ロイター通信によると、米大統領経済諮問委員会
CEA)のクルーガー委員長は、「無責任な発言だ」と非難した。