ドイツのメルケル首相は23日、ギリシャに対する
次回融資実施について、26日に再度開かれる
ユーロ圏財務相会合で合意が得られるとの見通しを示した。
ブリュッセルで開かれている欧州連合（EU）首脳会議に
出席しているメルケル首相は記者会見で、「ギリシャに
対する次回融資の実施について、26日に合意できると
期待している」と述べた。
ただ、ギリシャ国債の「ヘアカット（債務元本の減免）」
に反対する立場をあらためて示した。
ユーロ圏財務相、及び国際通貨基金（IMF）、
欧州中央銀行（ECB）は今週の会合で、
ギリシャへの融資に関して意見の相違を
埋めることができなかった。
