2013年の米経済成長率、2.3%に加速する見通し=シカゴ地区連銀調査

シカゴ地区連銀が実施した調査によると、来年は米経済成長ペースが
加速する一方、インフレ率はごく小幅な上昇にとどまる、と予想されている。

調査対象となった回答者は、10月に7.9%だった失業率について、
来年末までに7.6%へと小幅に低下するとの予想を示した。

来年の米経済成長率は2.3%と、今年の1.7%
(推定)から加速すると予想した。

また、消費者物価指数(CPI)で計ったインフレ率は2.1%で、
今年の2%(推定)から若干加速する、と予想している。

また調査では、来年の経済成長は住宅と自動車部門が
主要なけん引役となると予想されていることも分かった。

同行の声明によると、調査は11月30日、同行で行われた
年次経済見通しシンポジウムの席上で実施され、製造業、
銀行、自動車メーカー、学術、コンサルタントなどの部門から
39人の回答者が参加した。