ユーログループ議長、キプロス債務の元本減免を否定

ユーログループ(ユーロ圏財務相会合)のユンケル議長は21日、
キプロスソブリン債務について、ユーロ圏の信認を危うくするため、
ヘアカット(債務元本の減免)は救済措置の一部にはならないと述べた。

議長はドイツのラジオ、Deutschlandfunkに対し、「既に送った
シグナルをしっかり守ることが信頼性の1側面だ」と語った。

議長はまた、ユーロ圏危機の終結はまだ視野に入っていないが、
ピークは過ぎたとの認識を示した。