フォワードガイダンス、刺激策ではない=デール英中銀理事

イングランド銀行(英中央銀行)のチーフエコノミスト
務めるデール理事は、同中銀が採用するフォワドガイダンスは、
長期にわたり金利を低く抑えることをあらかじめ約束することで、
景気にさらなる刺激を与えることを意図したものではないと述べた。

理事は、別の中銀当局者と共にVoxEUへ寄稿し、
「金融政策委員会(MPC)のフォワドガイダンスの
主目的は、中銀の反応関数を明確にすることで現在の
政策をより効果的にすることだ」と説明。

「これは、インフレ率を目標を上回る水準に一定の期間押し上げ、
インフレ期待を持ち上げ、実質金利を下げることを狙って
『長きにわたって低い』政策をあらかじめ発表し、追加的な
刺激を与えるという試みではない」と述べた。