今週の材料は?

今週は、注目されている米FOMC
17〜18日にかけて開催されます。

市場の見方は、金融緩和縮小は
行われるとの見方が大勢となっています。

市場は、これを織り込む形で
ドル買いの動きを強めていました。

実際に金融緩和縮小が行われても、
ドルがさらに買われる展開になるとは
考えにくいと思います。

FOMC後のバーナンキFRB議長の
発言が注目されます。

このほか、欧州で発表される
景気指標の発表が気になります。

欧州経済の動向が、欧州金融問題の行方に
大きな影響を与えることになりそうです。

米国では
【16日】
9月のニューヨーク連銀製造業景気指数(予想9.00、前回8.24)
8月の鉱工業生産(予想前月比0.4%上昇、前回横ばい)

【17日】
8月の消費者物価指数(予想前月比0.2%上昇、前回0.2%上昇)
8月の消費者物価指数コア(予想前月比0.1%上昇、前回0.2%上昇)
7月の対米証券投資ネット長期フロー(前回669億ドルの赤字)
7月の対米証券投資ネットフロー合計(前回190億ドルの赤字)
9月のNAHB住宅市場指数(予想59、前回59)

【18日】
8月の住宅着工件数(予想年率換算91.8万件、前回89.6万件)
8月の建設許可件数(予想年率換算95.0万件、前回95.4万件)
FOMC政策金利発表

【19日】
9月14日までの週の新規失業保険申請件数(前回29.2万件)
第2四半期の経常収支(予想968億ドルの赤字、前回1061億ドルの赤字)
9月のフィラデルフィア連銀景況指数(予想10.0、前回9.3)
8月の中古住宅販売件数(予想年率換算525万件、前回539万件)

欧州では
【17日】
8月の英消費者物価指数(予想前年比2.7%上昇、前回2.8%上昇)
8月の英生産者物価指数コア(前回前年比1.1%上昇)
9月の独ZEW景況感調査(予想45.5、前回42.0)
9月のユーロ圏ZEW景況感調査(前回44.0)
7月のユーロ圏貿易収支(予想205億ユーロの黒字、前回173億ユーロの黒字)

【18日】
英中銀議事録

【19日】
8月のスイス貿易収支(前回23.8億スイスフランの黒字)
スイス中銀政策金利発表
8月の英小売売上高指数(前回前年比3.1%上昇)

20日
9月のユーロ圏消費者信頼感速報(前回マイナス15.6)

日本では
【19日】
8月の通関ベース貿易収支(予想1兆1050億円の赤字、前回1兆240億円の赤字)