ECB、緊急流動性支援の実施規則公表

欧州中央銀行(ECB)は18日、
緊急流動性支援(ELA)の実施規則を公表した。

講じられ措置や、ECBの目的と業務が妨げられないか
判断するために提出を求める情報などを明らかにした。

ECBの目的や業務に支障がある場合は
ELAを制限する可能性があるとしている。

実施規則によると、支援の目的、対象となる銀行、
必要とされる資金の規模、通貨の種類などの情報を
各国の中銀がECBに提供する必要がある。

ELAの実施によって生じるコストと
リスクは各中銀が引き受けるとしている。

ELAは金融危機の際にギリシャキプロスなどで行われ
重要な役割を果たしたが、実施の条件については
公表されていなかった。