2013-10-19から1日間の記事一覧

決め手に欠く展開に

今週の為替相場は、決め手が 今一つ見当たらず、一進一退の 展開が予想されます。米国の債務上限合意を受けて、ドルが もっと買い戻されるかと思いましたが、 意外にその動きは鈍く、逆にじりじりと ドル売りが勝る展開となりました。今回の合意は、来年にな…

今週の材料は?

今週も、米国では経済指標の発表が滞ります。政府機関の一部閉鎖を受けて、データが 集まらないことから、経済指標の発表が ずれ込む動きは続くものと思います。米国では 【21日】 9月の中古住宅販売件数(予想年率換算530万件、前回548万件)【22日】 9月の…

銀行が危機にさらされないよう規制当局は先手打つ必要=NY連銀総裁

ニューヨーク連銀のダドリー総裁は18日、銀行の経営が 傾き清算の危機にさらされないよう、規制当局は先手を 打つ必要があるとの考えを示した。同総裁は、規制当局は銀行に対し、経営が健全な時から 早期に資本配分を引き下げる一方、迅速に新規資本を 調達…

銀行の短期資金調達めぐり改革必要=タルーロ米FRB理事

米連邦準備理事会(FRB)のタルーロ理事は18日、 短期資金調達市場の改革が、世界の規制当局者に 残された最大の課題との見解を示した。タルーロ理事は講演で「短期金融市場での資金を めぐるシステム上の脆弱性は、いまだ手がつけられていない 規制改革のう…

次回の米債務上限引き上げ期限、先延ばしは来年3月中旬まで=専門家

米連邦債務の上限はいったん引き上げられデフォルト (債務不履行)は回避されたが、専門家からは、 来年再び期限を迎えたときに財務省が引き延ばせる 余地は限られ、3月中旬までとの厳しい見方が出ている。財務省は今年5月、債務上限に直面した際に、 連邦…

英中銀、来年の利上げ公算小さい=デール理事

イングランド銀行(英中央銀行)のチーフエコノミストの デール理事は18日、英中銀はまず持続的な経済成長の継続を 確認したいことから、来年利上げを実施する公算は小さい との見解を示した。デール理事はツイッターで「英中銀が2014年に 利上げに踏み切る…

ギリシャがEU・IMFと対立、2014年予算不足額めぐり

ギリシャは2014年予算の不足資金をめぐり、 欧州連合(EU)・国際通貨基金(IMF) と対立している。政府当局者が18日、匿名を条件に明らかにした。ギリシャ政府は新たな歳出削減措置は行わない立場を 繰り返し示しているが、追加緊縮策の実施を迫られるので…

ECB、緊急流動性支援の実施規則公表

欧州中央銀行(ECB)は18日、 緊急流動性支援(ELA)の実施規則を公表した。講じられ措置や、ECBの目的と業務が妨げられないか 判断するために提出を求める情報などを明らかにした。ECBの目的や業務に支障がある場合は ELAを制限する可能性があるとしている…

日本の格付けをAAマイナスに据え置き、見通しは「ネガティブ」=S&P

S&Pは18日、日本の外貨建て・自国通貨建ての 長期ソブリン格付けをAAマイナスに据え置いた と発表した。 アウトルックは引き続き「ネガティブ」。S&Pでは、安倍晋三政権が発足後9カ月の間に 打ち出した施策によって、日本の短期的な 経済見通しが改善したと…

物価目標達成難しいなら対策=岩田日銀副総裁

日銀の岩田規久男副総裁は18日都内の中央大学で講演し、 「日本経済は日銀の想定する方向で動いている」としつつ、 米中経済など海外要因の下振れリスクがあると指摘。中長期的に2%の物価目標の達成が難しいと判断すれば 「なんらかの対策を打つ」とし、そ…

異次元緩和効果で経済・物価に前向きな動き=日銀総裁

日銀の黒田東彦総裁は18日、都内で開かれた 全国信用組合大会であいさつし、4月に導入した 異次元緩和の政策効果がしっかり表れており、 実体経済・物価に前向きな動きが広がっていると語った。また、日銀の巨額の国債買い入れにより、長期金利は 強力に抑制…

米格付け、財政協議が来年再びこう着しても悪影響及ばず=ムーディーズ

格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービス幹部は17日、 米国が次回連邦債務上限引き上げ問題に直面する来年2月を前に 議会で再び財政協議がこう着したとしても、米格付けに悪影響が 及ぶ公算は小さいとの見方を示した。米議会は16日夜、来年2月7日…

量的緩和縮小発言は「まさしく誤ったメッセージ」=米ミネアポリス地区連銀総裁

米ミネアポリス地区連銀のコチャラコタ総裁は17日、 連邦公開市場委員会(FOMC)内のタカ派の発言を念頭に、 量的緩和縮小についての発言は市場に誤ったメッセージを 送るとの見方を示した。総裁は講演後、「労働市場の見通しに満足している という理由で、…

米国に再び住宅バブル発生の兆候=ダラス連銀総裁

米ダラス地区連銀のフィッシャー総裁は17日、 米国に再び「住宅バブル」が発生する兆候が見られるとし、 連邦準備理事会(FRB)による住宅ローン担保証券(MBS) 買い入れに対し慎重な見方を示した。フィッシャー総裁は記者団に対し、ダラス地区だけでなく …