日本の成長見通しや物価目標達成を楽観=ダボスで黒田日銀総裁

日銀の黒田東彦総裁は25日、スイスで開かれている
世界経済フォーラムダボス会議)で、日本のインフレ率は
2年以内に日銀が目標とする2%に達するとの見通しを示し、
成長見通しについても楽観していると述べた。

同総裁は「状況は完全に変わった。経済成長や
2%の物価目標について、私は極めて楽観的だ」と語った。

ただ、「それらは達成されるだろうが、われわれは
まだ途上にある。まだ道のりは遠い。国内外からの
ダウンサイドリスク、あるいはアップサイド
リスクの可能性に留意する必要がある」とも述べた。