ユーロ圏にデフレリスクとIMF専務理事、ECB総裁「対応の用意」

国際通貨基金IMF)のラガルド専務理事は、
ユーロ圏のインフレ率は「目標をかなり下回る」
水準にあり、デフレは潜在リスクだとの認識を示した。

これに対し欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は、
インフレが見通しを下回れば措置を講じる要因が
あるとし、当面は低金利を維持する姿勢を確認した。

世界経済フォーラムダボス会議)での発言。

ドラギ総裁は、ECBが量的緩和策を導入する
可能性についての質問に対し、「導入すべきとか
導入すべきでないとは言っていない」と指摘。

欧州連合協定は財政ファイナンスを禁じているが、
規則変更すれば資産担保証券の形式をとった
融資債権担保証券類の買い入れは可能と述べた。