新興国通貨市場の混乱、独経済の中期的リスク=IFOエコノミスト

独IFO経済研究所のエコノミスト
クラウス・ボールラーベ氏は27日、
新興国通貨市場の混乱はドイツ経済に
今のところ影響を与えていないが、
中期的リスクとなっているという見方を示した。

同氏はロイターに対し「この混乱は注視すべき
中期的リスクだが、今のところ受注に響いていない」
と述べた。

同氏はまた、ユーロ圏の他国からの押し上げが
今年の下半期に後ずれしても、ドイツの成長率が
1〜3月期に0.5%になるとの予想を示した。