先進国の金融引き締め、新興国間で影響に格差=IMF専務理事

国際通貨基金IMF)のラガルド専務理事は29日、
先進国で今年、金融政策が引き締められた場合、
国際金融市場が不安定化し、一部の新興国では
金融状況に影響が生じるとの見方を示した。

アビジャンで開かれた投資会議に
パリからビデオ接続で参加した。

専務理事は、先進国の金融引き締めによる
新興国への影響について、「対応の余地の
ある堅固な国と、こうした余地がまだなく、
一連の経済・財政措置の導入にも至っていない国」
の間で異なってくると指摘した。