2014-01-29から1日間の記事一覧

先進国の金融引き締め、新興国間で影響に格差=IMF専務理事

国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は29日、 先進国で今年、金融政策が引き締められた場合、 国際金融市場が不安定化し、一部の新興国では 金融状況に影響が生じるとの見方を示した。アビジャンで開かれた投資会議に パリからビデオ接続で参加した。専務…

トルコ中銀が大幅利上げ、今後も引き締めを維持

トルコ中銀は緊急の金融政策決定会合を開き、 主要政策金利をすべて大幅に引き上げた。同国の通貨リラは、国内政局の混乱や 米量的緩和の縮小に対する懸念で下落しており、 中銀が市場の圧力に屈した形となった。翌日物貸出金利は7.75%から12%に、 1週間物…

最近の市場変動、米緩和縮小でなく新興国の問題に起因=IMF高官

国際通貨基金(IMF)のホセ・ビナルス金融資本市場局長は 28日、最近の国際金融市場の不安定さは、一部新興国の問題が 原因であり、米連邦準備理事会(FRB)の緩和縮小開始とは 関係ないとの見解を示した。 記者団に対し述べた。ビナルス局長は記者団に対し…

米大統領、一般教書演説で特許権の乱用抑制に向け法整備訴え

オバマ米大統領は28日の一般教書演説で、 特許侵害訴訟の乱用を抑制するための 対策法案を迅速に成立させるよう議会に訴えた。特許権の行使で利益を得ようとする企業は、 通称「パテント・トロール(特許の怪物)」 と呼ばれているが、これら企業が起こす 特…

新興国への市場圧力、改革求める声と認識すべき=独連銀総裁

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーの バイトマン独連銀総裁は一部の新興市場国に 対する市場の圧力が高まっていることについて、 改革を求められていると受け止めるべき との見解を示した。地元紙ハンデルスブラットが29日に 掲載する記事の一部を28日に公…

ECB専門家委、EONIAの上昇ペースを懸念=議事録

約20人の有力トレーダーと欧州中央銀行(ECB) 内の専門家で構成されるマネー・マーケット・ コンタクト・グループ(MMCG)内で、 ユーロ圏無担保翌日物平均金利(EONIA)の 上昇ペースが速すぎるとの懸念が出ていることが 分かった。12月開催分の会合議事録…