スイス中銀、フラン上昇継続すればマイナス金利導入の可能性=IMF

国際通貨基金IMF)は24日、スイスフランの上昇が継続すれば、スイス国立銀行中央銀行SNB)はマイナス金利を導入する可能性があるとの見方を示した。
IMFはスイス政府のウェブサイトに掲載した声明で、「新たな上昇圧力が見られれば、スイス中銀は商業銀行の準備金の金利をマイナス圏に引き下げる可能性がある」と指摘。
その上、「スイス中銀のバランスシート上のリスクを踏まえると、資本増強に向け一段の努力を行なうことが望ましい」とした。
スイス中銀は20日スイスフランの上限として設定している1ユーロ=1.20フランの水準を維持すると発表した。