ECBは金利低下の意向を示すべき=トリシェ前総裁

欧州中央銀行(ECB)のトリシェ前総裁は、
マイナスの預金金利を含め金利低下の意向を
ECBは示すべきとの見解を示した。

オーストリアの国内紙のインタビューで
トリシェ氏は、「低インフレで、ユーロが
押し上げられ物価安定への問題が増幅されやすい
現状では、一段と踏み込んで、金利を引き下げるべき
とのシグナルを送るのは妥当だ。これにはマイナスの
預金金利ももちろん含まれる」と述べた。