2014-05-24から1日間の記事一覧

ドル戻りの弱さを確認か

今週の為替相場は、引き続き ユーロが軟調に推移すると見ています。6月のECB理事会での利下げは 既定路線と見られている中で、発表される ユーロ圏の経済指標が悪化していることも、 ユーロの売り圧力に繋がっています。特に、ユーロ圏で一人勝ちだったドイ…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の 発表が目白押しです。各国の景気の先行きが 気になるだけに、大いに 注目したいと思います。米国では 【27日】 4月の耐久財受注(予想前月比0.2%減、前回2.5%増) 4月の耐久財受注除く輸送用機器(予想前月比横ばい、前回2.1%増)…

英バークレイズに制裁金、ロンドン金価格の不正操作で

英銀大手バークレイズが金の値決めで価格を 不正に操作したとして、2600万ポンド(4380万ドル)の 制裁金を科されたことが分かった。同行はこのほかに、指標金利を不正に操作した 疑いで4億5000万ドルの罰金を科されている。英金融行為監督機構(FCA)による…

BNPパリバの米制裁違反問題を注視=仏中銀総裁

フランス中央銀行のノワイエ総裁は、BNPパリバの 制裁違反をめぐる米当局の調査について、 関連するリスクを注視していると述べた。米国の制裁対象となった国とパリバが取引を 行ったとして当局が調査しており、パリバは 罰金が11億ドルを上回る可能性がある…

独輸出業者、ロシアに代わる輸出先確保に自信=IFO

ドイツのIFO経済研究所のエコノミスト、 クラウス・ボールラーベ氏は23日、ウクライナ情勢を めぐる対ロシア制裁が同国との貿易関係に一段と 影響したとしても、ドイツの輸出業者はロシアに 代わる輸出先を確保できると確信していると指摘した。「ドイツ企業…

ECBは為替相場勘案すべき、中銀は通貨戦争回避で協力を=クーレ理事

欧州中央銀行(ECB)のクーレ専務理事は23日、 中銀は協調して通貨戦争を回避する必要があると する一方、ECBは金融政策を検討する上で ユーロ相場を勘案すべきとの考えを示した。 パリの講演で述べた。専務理事に対しては、ECBの観点から中銀は 金融政策運…

米FRB、利上げ前に「ヒント」提供=SF地区連銀総裁

米サンフランシスコ地区連銀のウィリアムズ総裁は22日、 超緩和的な連邦準備理事会(FRB)の金融政策がようやく 「正常」に向かっている、と指摘した。ただ、金融政策を正常化する過程で、市場が 混乱することを想定し、FRBは利上げに踏み切る前に 時期やペ…

ECBは金利低下の意向を示すべき=トリシェ前総裁

欧州中央銀行(ECB)のトリシェ前総裁は、 マイナスの預金金利を含め金利低下の意向を ECBは示すべきとの見解を示した。オーストリアの国内紙のインタビューで トリシェ氏は、「低インフレで、ユーロが 押し上げられ物価安定への問題が増幅されやすい 現状で…

トルコ中銀が予想外の利下げ、主要政策金利9.5%に

トルコ中央銀行は22日、主要政策金利の 1週間物レポレートを50ベーシスポイント (bp)引き下げ、9.5%とした。利下げは1年ぶりで、据え置きを 予想していた市場にはサプライズとなった。中銀は声明で、「不確実性の低下」とリスク プレミアムを示す各指標の…

設備投資の現状判断引き上げ、企業物価は下方修正=5月の日銀月報

日銀は22日に公表した5月の金融経済月報で、 景気の現状は「基調的には緩やかな回復を 続けている」とし、4月の判断を据え置いた。一方、設備投資の判断を引き上げ、 国内企業物価の判断を下方修正した。もっとも、景気の現状について、4月の消費税率 引き上…

ミドルスキルの労働者、職探しに苦戦=米NY連銀

米ニューヨーク連銀の当局者は21日、不況で職を失った、 教育・建設などの分野に従事するミドルスキルの労働者の 多くが復職できておらず、労働市場の状況を一段と 悪化させているとの見方を示した。これら労働者の所得水準は 年2万5000ドル〜5万ドル程度。…

金融政策正常化に向けた議論開始=米FOMC議事要旨

米連邦準備理事会(FRB)が21日に公表した 4月29〜30日分の連邦公開市場委員会(FOMC) 議事要旨によると、異例に緩和的な金融政策からの 撤退に向け、必要な政策手段についての具体的な 議論を始めたことが分かった。 ただ、最終的な決定は何もなかった。現…

EU加盟26カ国、銀行清算支援基金で最終合意

スウェーデンと英国を除く欧州連合(EU)加盟26カ国は21日、 経営難に陥った銀行を閉鎖するのに役立てる550億ユーロ (753億ドル)規模のユーロ圏バックアップ基金の設立で 最終合意に達した。 基金は銀行同盟の一環。合意によると、各行の預金の少なくとも1…