アルゼンチン債務問題、米地裁が銀行などからの申立を22日審理へ

米連邦地裁のトーマス・グリーサ判事は16日、
アルゼンチン債務問題をめぐり、銀行や決済機関から
提出された申し立ての審理を22日に実施することを
明らかにした。

アルゼンチンが利払いの原資として5億3900万ドルを
預託したバンク・オブ・ニューヨーク・メロンは、
この資金の取り扱いについて、裁判所の指示を
求めている。

ほかには、アルゼンチンのユーロ建て債券保有者ら、
決済機関のユーロクリア・バンクとクリアストリーム・
バンキング、米金融大手JPモルガン・チェースに加え、
エリオット・キャピタル・マネジメントの子会社
NMLキャピタルが申し立てを行っている。