ウクライナ危機が成長率に悪影響、年間では良好に=メルケル独首相

ドイツのメルケル首相は、ウクライナ危機が
国内経済の成長率に悪影響を及ぼしている
との見方を示した。

スペインを訪問中のメルケル同首相は
ラホイ首相との共同会見で、暖冬の影響で
春の押し上げ効果が通常よりも前倒しされ、
4〜6月期の国内総生産GDP)の
マイナス要因になったとし、加えて
ウクライナ危機も成長に悪影響を
与えたと指摘した。

その上で「先行き不透明感が残っていることは
否定しないが、外交関係が再び良好になることが
大きな国益であることをウクライナナ・
ロシア情勢は示している。ただ、ドイツの
年間成長率は、これ以上大きなことが
起こらなければ良好なものとなると
見込んでいる」と述べた。