為替の急変動、好ましくないと麻生財務相=甘利経財相は「驚くことない」

麻生太郎財務相は5日の閣議後記者会見で、
東京外国為替市場の円相場が約5年11カ月ぶりに
1ドル=105円台半ばへ下落したことに関連し
「緩やかな形で上がる、下がるのが為替としては
正しい。急激な変動は最も好ましくない」との考え
を示した。

今後の見通しについては
「予想する立場にない」と語った。

一方、甘利明経済財政担当相は記者会見で
「円安というよりはドル高だ。特に驚くような
事象ではない」と述べ、米国経済の好調さが
背景にあると分析。

日本経済への影響に関しては「円安が効果がないとか、
効果があるとか、一概に言えない」と指摘した。