ルー米財務長官は19日、特にユーロ圏や
日本でみられるように、世界経済は
引き続き低調との見方を示した。
20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の
開幕に際し語った。
ルー財務長官はまた、よりバランスのとれた
速いペースでの成長を達成し、経常黒字国を
中心に需要を拡大し雇用を促進するために、
さらなる取り組み必要との認識を示した。
財務長官は「米国は引き続き、世界経済の
力の源になる」との見方を表明。
「ただ全般的には、ユーロ圏や日本などを中心に
世界経済は低調な状態が続くだろう。新興国経済も
鈍化している」と述べた。
経済協力開発機構(OECD)は15日、
主要先進国の経済成長率予想を下方修正した。