2014年度想定為替レート、自動車100.87円・電機100.68円=日銀

日銀が2日発表した9月日銀短観調査全容によると、
主要輸出業種である自動車や電気機械(いずれも
大企業ベース)の2014年度の想定為替レートは、
自動車が1ドル=100.87円(6月は100.07円)、
電機は100.68円(6月100.04円)だった。

それぞれ前回調査時と比べ円安に
想定していたことが明らかになった。

ただ、足元の水準と比べると円高となっており、
9月に急速に進行した円安を織り込んではいない。

他の主要業種では、はん用機械が98.76円(同98.68円)、
生産用機械が100.23円(同99.71円)、業務用機械
100.30円(同100.28円)と円安に修正した。

一方、円高に修正した業種も複数あり、石油・石炭製品
100.78円(6月101.12円)、鉄鋼100.85円(同100.98円)、
化学101.17円(同101.21円)となった。