日本経済に暫定的な改善の兆し、欧州失速=OECD
経済協力開発機構(OECD)が発表した加盟国の
景気先行指数(CLI)は100.4と、前月から
横ばいだった。
欧州経済は引き続き減速が見込まれるが、
他の主要国の見通しは概ね安定。
英国は比較的高い水準からの
鈍化が見込まれている。
ドイツ、イタリア経済は失速する見通し。
フランスは成長の勢いが安定しているという。
ドイツの先行指数は99.5で、
前月の99.7から小幅低下。
イタリアも101.1で、前月の
101.2から小幅低下した。
米国、カナダ、中国、ブラジルは引き続き
安定した成長の勢いが見込まれている。
日本経済は暫定的に改善の兆しが見られるが、
ロシア経済は一時的に勢いが鈍っているという。
インドは主要国で唯一、成長の勢いが明確に増した。