2014-12-09から1日間の記事一覧

米経済成長は来年加速、インフレ鈍化の見通し=シカゴ連銀調査

米シカゴ地区連銀が実施した調査から、米経済の 成長ペースは来年加速し、失業率を押し下げるものの、 インフレ率は幾分鈍化すると予想されていることがわかった。8日公表された調査結果によると、来年の 米経済成長率は2.7%になることが見込まれている。回…

米インフレ期待安定、原油安・ドル高でも=NY連銀調査

ニューヨーク(NY)連銀が公表した11月の 消費者調査によると、原油安やドル高にもかかわらず、 米国民のインフレ期待は11月も安定していることが 分かった。調査によると、1年後のガソリン価格見通しは 4カ月連続で下落したが、今後1〜3年の インフレ期待(…

「相当な期間」は当面維持の公算、FRB当局者2人が相次ぎ示唆

米連邦準備理事会(FRB)が事実上のゼロ金利を 「相当な期間」維持するとしている声明の文言は、 当面据え置かれる公算が大きくなった。予想外に強い伸びとなった11月の雇用統計を受けて、 来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)ではこの 「相当な期間」の削除…

欧州銀行業界、2015年は厳しい年に=ムーディーズとS&P

米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスと S&Pは8日、欧州の銀行にとって2015年が厳しい年に なるとの見方を示した。景気回復の停滞に伴う諸問題が、新たな規制の 強化によって、より難しくなるとしている。ムーディーズのマネージングディレク…

日本経済に暫定的な改善の兆し、欧州失速=OECD

経済協力開発機構(OECD)が発表した加盟国の 景気先行指数(CLI)は100.4と、前月から 横ばいだった。欧州経済は引き続き減速が見込まれるが、 他の主要国の見通しは概ね安定。英国は比較的高い水準からの 鈍化が見込まれている。ドイツ、イタリア経済は失…

景気回復で生産性向上との見方、根拠「薄弱」=ウィール英中銀政策委員

イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会の ウィール委員は8日、景気の回復で生産性が向上する という見方について、その根拠は「薄弱」と主張した。ロンドン大学クイーン・メアリー校で講演した。ウィール委員は「MPC(金融政策委)は、需要が 拡大し…

来年初めの資産買い入れ見直し、全会一致で決定=クーレECB専務理事

欧州中央銀行(ECB)のクーレ専務理事は、先週の 理事会では2015年初めにインフレの下振れリスクへの 対応を見直し、必要なら資産買い入れを変更することで 全員が合意したと明らかにした。ロイターの質問に対し声明で回答を寄せた。専務理事は理事会では「…

EUが1412億ユーロの2015年度予算案で合意、不足分圧縮が条件

欧州連合(EU)の欧州議会とEU加盟国28カ国は8日、 歳出規模を1412億ユーロとする2015年度予算案に 関して暫定合意に達した。年初の不足分は234億ユーロと2010年時点の 50億ユーロから急増しており、これを 圧縮することが条件。15〜18日の議会で 正式承認さ…

「ドル地域」の規模変化、外準構成のシフト加速も=BIS報告

国際決済銀行(BIS)は7日発表した四半期報告で、 貿易などを通じてドルとの結びつきが強い 「ドル地域」の規模が変化することにより、 世界の外貨準備の構成が予想よりも速いペースで 変わる可能性があるとの見解を示した。BISによると、ドルが準備通貨とし…

イタリアとフランス、メルケル独首相の改革要求に反論

ドイツのメルケル首相が欧州連合(EU)の 財政規律を順守する努力をイタリアや フランスに求めたことに対し、両国から 反発の声が上がった。他国にかまうことなく、自国の 経済問題解決に注力すべきだと反論している。メルケル首相はドイツの日刊紙ウェルト…