イタリア中央銀行のシニョリーニ副総裁は21日、
欧州中央銀行(ECB)の量的緩和により
2015〜2016年のイタリアの国内総生産(GDP)が
合計で1.4%ポイント押し上げられるとの見方を示した。
議会で述べた。
また減税でさらに2年間で0.3%の
伸びが期待できるとしている。
イタリア政府が今月提出した経済見通しは、
2015年の成長率を0.7%、2016年は1.4%としている。
過去3年間はマイナス成長だった。
副総裁は政府見通しについて「短期的な
リスクがないとは言えないが妥当だ」と指摘した。