2015-04-21から1日間の記事一覧

ECBのQE、2015〜2016年のイタリア成長率を1.4ポイント押し上げへ

イタリア中央銀行のシニョリーニ副総裁は21日、 欧州中央銀行(ECB)の量的緩和により 2015〜2016年のイタリアの国内総生産(GDP)が 合計で1.4%ポイント押し上げられるとの見方を示した。議会で述べた。また減税でさらに2年間で0.3%の 伸びが期待できると…

金利は当面適切、緩和がいずれ必要になる可能性=豪中銀議事録

オーストラリア準備銀行(中央銀行)が発表した 4月7日の理事会議事録によると、経済状況を 見極めるためにはインフレなどの指標を確認する 必要があり、利下げしないことが適切と判断していた。最近のコモディティ価格下落により豪ドルは一段と 低下すると…

TPP日米協議、著しく進展=フロマンUSTR代表

フロマン米通商代表部(USTR)代表は21日未明、 環太平洋経済連携協定(TPP)をめぐる、 最近数日間の日米協議が著しく進展、 多国間交渉への弾みになるとの認識を示した。同代表は、甘利明経済再生相兼TPP担当相と 2日間にわたって協議した後、記者団に語っ…

企業向け資金需要DI、1年ぶりに低下=4月の日銀銀行貸出アンケート

日銀が21日公表した「主要銀行貸出動向アンケート調査」 (四半期ごと公表)の4月調査では、企業向けの資金需要が 「増加」したとの回答から「減少」を指し引いた指数(DI)が 1となり、1月調査から5ポイント低下した。前四半期比で低下したのは 2014年4月以…

インフレ率が目標達成するとの合理的な確信まだ=NY連銀総裁

米ニューヨーク(NY)連銀のダドリー総裁は20日、 インフレ率が2%の目標を達成できるとの合理的な 確信をまだ得ていないと述べた。米連邦準備理事会(FRB)は利上げ時期の目安として、 インフレ率が2%の目標に回帰するとの合理的な確信が 得られた時が適切…

米司法省、大手5行の為替不正操作調査で5月半ばの決着模索=報道

米司法省は、為替相場の不正操作をめぐる調査で、 大手5行一括の決着を模索している。英フィナンシャル・タイムズ紙が 複数の関係筋の話として報じた。一部の銀行が約10億ドルを5月半ばに支払う内容で、 JPモルガンチェース、バークレイズ、シティグループ、…

ギリシャ、公的機関の現金準備を中銀に移管、資金難で新たな措置

ギリシャ政府は20日、資金難に対応するため、 公的部門の機関や団体に対し、利用していない 現金準備を中央銀行に移管する法的措置を導入した。今回の法的措置からは年金基金、 及び一部国営企業は除外されている。支援協議が難航するなか、ギリシャでは 来…

ECB量的緩和による国債買い入れ、6週目はやや加速

欧州中央銀行(ECB)は20日、3月9日に開始した 量的緩和(QE)プログラムに基づく資産買い入れに ついて、6週目の買い入れ額が116億1200万ユーロと なったと発表した。買い入れペースは前週から 若干加速したことになる。ECBによると、4月17時点の 総買い入…

ECB、ギリシャのユーロ圏離脱ないと確信=コンスタンシオ副総裁

欧州中央銀行(ECB)のコンスタンシオ副総裁は20日、 ユーロ圏加盟国が債務不履行(デフォルト)や 資本移動規制を導入しても、離脱は不要との認識を 示した。同副総裁は欧州議会で、「債務不履行が起こっても、 債務不履行に陥った国がユーロ圏から追放され…

より堅固で持続可能な回復へ自信=ドラギECB総裁

ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁は20日公表した 2014年の年次報告書で、ユーロ圏の景気回復は 力強さを増し、インフレ率も過度に遅れることなく 中期目標を達成するとの自信を示した。総裁はその中で「2014年に経験した、まだらで、 ぜい弱な景気回復がより堅…

景気判断据え置き、「緩やかな回復基調」=4月月例経済報告

政府は、4月の月例経済報告で、国内景気の 基調判断を据え置いた。「企業部門に改善が みられるなど、緩やかな回復基調が続いている」 との前月の判断を踏襲した。個別項目の判断も変更しなかった。個人消費は「総じてみれば 底堅い動き」との判断。全体的な…