円、104円台前半に急騰

16日午後の外国為替市場では、
円が急騰しました。

対ドルで一時104.20円付近まで
上昇しました。

日銀の金融政策決定会合で、金融政策の現状維持が
発表されたことで、追加緩和見込んで、円売りを
持ち込んでいた向きが円を買い戻す動きに出たことで、
一気に円が上昇したものとみられます。

また、円は対ユーロでは117円台央、
対英ポンドでは147円台後半に上昇するなど、
英国のユーロ圏からの離脱観測を睨みながら、
円買いが強まっています。

市場では、来週23日の英国の国民投票次第では、
日銀が追加緩和に踏み切るのではないかとの声が
聞かれており、英国の国民投票が大きな材料に
なっています。