米利上げ「待つのが賢明」、雇用・英投票で不透明感=米FOMC議事要旨

米連邦準備制度理事会FRB)は6日、6月14、15両日の
連邦公開市場委員会FOMC)の議事要旨を公開した。

委員17人の大半が、雇用の急減速や翌週に控えていた
英国の欧州連合EU)離脱か残留かを問う国民投票
先行き不透明感が増していると指摘。

利上げは「待つのが賢明」と、見送りを支持した。

会合では、年内2回の利上げ想定が示されたものの、
1回を予想する委員が増えるなど慎重論が強まった。