利上げ加速の可能性視野、米景気、上振れリスク増大=FOMC議事録

米連邦準備制度理事会FRB)は21日、政策金利の据え置きを
決めた1月30、31日の連邦公開市場委員会FOMC)議事要旨を
公表しました。

トランプ政権の減税策で短期的に景気が見通しを上回ると分析し、
大半の参加者は「さらなる緩やかな利上げが適切となる公算が
大きくなった」と、引き上げペースが加速する可能性も
視野に入れていることが分かりました。

FRBは現時点で今年3回の利上げを想定していますが、当面の景気に
強気の見方を示したことで、パウエル議長の下で初めてとなる
3月の政策会合で利上げが決まる可能性が出ています。