2日の経済指標

【日本】
3月末のマネタリーベースは506.2兆円に増加
日銀が2日発表した市中の現金と金融機関の手元資金を示す日銀当座預金残高の合計であるマネタリーベース(資金供給量)の3月末の残高は506兆2932億円となり、3カ月ぶりに増加しました。
2月中の平均残高は前年比3.8%増の494兆2027億円でした。
マネタリーベースの構成要因ごとの月中平均残高は、金融機関の手元資金を示す当座預金が同4.0%増の382兆1401億円、紙幣は同3.3%増の107兆2160億円、貨幣は同1.7%増の4兆8466億円でした。

3月の企業物価見通しは、前回調査比横ばい
日銀が2日発表した3月の企業の物価見通し調査は、全規模全産業の1年後の消費者物価予測が平均で前年比0.9%上昇でした。
伸び率は前回の2018年12月調査から横ばいでした。
3年後も前回と同じ1.1%上昇となりましたが、5年後は0.1ポイント低い1.1%でした。