パウエル米FRB議長、「米利上げ、ペースダウンも」

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は4日、「必要なら政策を大幅に変える準備が常にできている」と述べ、経済・金融情勢次第で、今年2回を想定している利上げのペースを落とす可能性を示唆しました。
また、利上げに不満を持つトランプ大統領から辞任を迫られても、応じる考えは「ない」と明言しました。
同議長は、ジョージア州アトランタでの討論会で、世界的な株安について「市場が将来を先取りして下向きリスクを織り込んでいる」と分析し、「市場が発するリスクを注視し、今後の政策運営で考慮する」と述べました。