2014-10-18から1日間の記事一覧

振れの激しい動きも

今週の為替相場は、振れの 激しい展開が予想されます。世界経済の見通しが下方修正されたことが 為替相場変動の大きな要因となりました。欧州経済の深刻な落ち込み、デフレ懸念を 背景にユーロが急落、欧州の株価も大幅に 下落しました。米国では、一部経済…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の 発表が目白押しです。IMFが世界経済の先行きに対して 懸念を指摘したことから、各国の 経済指標の発表が気掛かりです。米国では 【21日】 9月の中古住宅販売件数(予想年率換算510万件、前回505万件)【22日】 9月の消費者物価指数(…

市場混乱、おそらく過剰反応=IMF専務理事

国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は17日、 金融市場が今週混乱したことについて、単なる調整の ように見えるとの考えを示した。「市場の調整だと考えざるを得ず、おそらく 少なくとも現時点では過剰反応だ」と指摘した。

格差拡大を非常に憂慮、過去100年で最大水準近く=イエレン議長

米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長は17日、 所得や富の格差拡大を「非常に」憂慮している との認識を示した。地区連銀主催の会議での 講演原稿で明らかになった。最近の市場のボラティリティーや 金融政策には言及しなかった。議長は「過去数十年間の格…

英中銀、従来予想より長期の低金利維持必要に=首席エコノミスト

イングランド銀行(英中銀)のチーフエコノミスト、 アンドルー・ホールデン氏は17日、英経済が 長期低迷に陥るリスクを減らすため、英中銀は 従来考えられていたよりも長期間の低金利維持が 必要になる可能性がある、と指摘した。ケニルワースで財界人らを…

独財政出動、周辺国への効果はわずか=バイトマン独連銀総裁

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーの バイトマン独連銀総裁は17日、ドイツは 財政出動による刺激策を必要とせず、仮に 実施してもユーロ圏周辺国への景気浮揚効果は ほとんどないとの見解を明らかにした。バイトマン独連銀総裁は講演原稿で「ドイツが 公共…

欧州経済は回復基調にある=クーレECB専務理事

欧州中央銀行(ECB)のクーレ専務理事は17日、 欧州経済は回復基調にあり、第3〜4・四半期に 成長すると見込んでいることを明らかにした。ラトビア銀行(中央銀行)が同国の 首都リガで開催した会議で発言した。クーレ理事は記者会見で、政策理事会は 「必要…

金融機関のリスク・テイク姿勢強まる、国債積み増しの動きも=日銀

日銀は17日、金融システムの現状と展望を まとめた「金融システムリポート」を公表した。リポートは、金融機関が貸し出しや有価証券投資を 増加させるなどリスク・テイク姿勢を強めている と評価している。ただ、金利低下などを背景に収益力の低下傾向が 続…

一部業種に在庫調整も景気回復、物価2%達成へ=黒田日銀総裁

日銀の黒田東彦総裁は、17日午後に都内で開かれた 全国信用組合大会で講演し、消費税引き上げで 「一部業種に在庫調整の動きがみられており、 生産はこのところ弱めの動き」と指摘した。一方、量的・質的緩和(QQE)は所期の効果を 発揮しており物価は2015年…

出口言及、市場に混乱招き時期尚早=黒田日銀総裁

日銀の黒田東彦総裁は17日午前の衆院財務金融委員会に出席し、 量的・質的緩和(QQE)からの出口戦略について、色々と議論は しているが、物価目標達成まで距離がある現状では詳細を 明らかにするのは時期尚早との見解を示した。民主党の古川元久委員への答…