2015-01-27から1日間の記事一覧

米連邦債務上限、9月か10月まで期限延長可能=議会予算局長

米議会予算局(CBO)のエルメンドルフ局長は26日、 議会が連邦債務の上限引き上げ期限を延長できなかった場合、 米財務省は臨時措置で9月か10月まで期限を延長することが 可能だろうとの見解を示した。現在、連邦債務は2015年3月15日を 期限に無条件に引き上…

ドル高は強い米経済を反映=ルー財務長官

米国のルー財務長官は、強いドルは米国に有益とし、 ドル高は強い米経済を反映していると述べた。長官は記者団に対し「歴代財務長官を含め、 いつも言っていることだが、強いドルは 米国にとってよいことであり、現在の 米国経済をみると、非常に好調だ とい…

英中銀の利上げ、想定より前倒しも=金融政策委員

イングランド銀行(英中央銀行、BOE)金融政策委員会 (MPC)のフォーブス委員は、このところ鈍化傾向にある インフレ率が今後大幅に加速すれば、大方の予想よりも 早い段階で利上げが必要になる可能性があるとの認識を示した。講演内容が26日、明らかになっ…

ギリシャ国債格下げも、S&P「3月の見直し待たず」

ギリシャ総選挙で、反緊縮派の急進左派連合(SYRIZA)が 勝利したことを受け、格付け会社S&Pは26日、情勢次第で 3月半ばの次回見直し予定を待たず、同国国債の 信用格付けを引き下げる可能性を示した。欧州ソブリン格付け担当のシニアディレクター、 フラン…

ギリシャ、ユーロ圏支援望まぬなら異なる手段必要=独財務相

ドイツのショイブレ財務相は、ギリシャの新首相に 就任した反緊縮派の急進左派連合(SYRIZA)の チプラス氏がユーロ圏の支援資金を望まないのであれば、 ギリシャの問題解決に向け「異なる方策を見い出す」 必要があると言明した。26日に放映される独ZDFテレ…

独政府、今年の成長率予想を約1.5%に上方修正=関係筋

ドイツ政府は、今年の経済成長率を約1.5%とみており、 従来予想(1.3%)を引き上げた。政府関係者が26日、ロイターに述べた。2016年についても1.5%前後の 成長を予想しているという。ドイツ経済は2014年、1.5%成長した。エコノミストは、原油価格の下落…

ギリシャ債務減免ない、支援延長は選択肢=ドイツ政府報道官

ドイツ財務省のコーテ報道官は26日、ギリシャの 債務減免に応じられないとの立場に変更はないと発言、 ただ支援策の延長は選択肢の1つだとの認識を示した。報道官は会見で「(支援延長は)明らかに1つの選択肢だ。 あらゆる協議に建設的に臨む」と述べた。そ…

量的緩和は機能する、必要なら拡充の用意=ECB専務理事

欧州中央銀行(ECB)のクーレ専務理事は26日、 ラジオ局ヨーロッパ1に対し、ECBが前週発表した 国債買い入れプログラム(量的緩和)は成功すると 予想した上で、必要が生じれば拡充する用意がある と述べた。通貨ユーロ下落は好ましいが、いずれは 安定する…

ECB総裁、改革加速を各国に要請=関係筋

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は26日、 ECBの資産買い入れプログラムによる経済成長 押し上げ効果を持続させるために構造改革に 向けた取り組みを加速させるよう、ユーロ圏 加盟各国の財務相に求めた。複数のユーロシステム高官が明らかにした。高官によ…

ギリシャのユーロ圏離脱、想定せず=財務相会合議長

ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のデイセルブルム議長 (オランダ財務相)は26日、ギリシャのユーロ圏離脱は 想定していないとの考えを示した。デイセルブルムはオランダ議会に宛てた書簡で、 ギリシャがユーロ圏を離脱しても、同国が直面する 問題の…

ユーロ加盟国、ギリシャ新政権と協力する用意=ユーログループ議長

ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のデイセルブルム議長 (オランダ財務相)は26日、ユーロ加盟国はギリシャ新政権と 協力していく用意があると述べた。25日に実施されたギリシャ総選挙では緊縮財政に 反対する急進左派連合(SYRIZA)が勝利。ユーロ加盟…

追加緩和、原油安自体に対応したものではない=12月の日銀会合

日銀が26日公表した議事要旨によると、 12月18〜19日に開かれた金融政策決定会合では、 10月末に決めた追加金融緩和後も原油価格の下落が 進行する中、原油安と金融政策運営の関係について 議論が行われていたことが明らかになった。市場のさらなる追加緩和…