2015-05-01から1ヶ月間の記事一覧

スイス中銀、対ユーロ以外のフラン相場も注視=ツアブリュック理事

スイス国立銀行(SNB、中央銀行)のツアブリュック理事は、 同中銀が複数の通貨に対するスイスフランの為替レートを 注視していることを明らかにした。18日付のスイス紙ベルナー・ツァイトゥングが 理事のインタビュー記事を掲載した。同紙によると、ツアブ…

ECB、インフレ目標達成へ「介入」継続を=メルシュ専務理事

欧州中央銀行(ECB)のメルシュ専務理事は インフレ率が目標に到達するようECBは 「介入」のペースを維持すべきとの見解を 明らかにした。メルシュ専務理事は講演の事前原稿で「インフレ率が できるだけ早期に目標の2%に向かって上昇し、 ECBが金融政策を正…

来年度前半に物価2%に、追加緩和の必要ない=前田栄治・日銀調査統計局長

日銀の前田栄治・調査統計局長は18日午後、 都内で開かれた討論会で、2%の物価目標と 追加緩和の必要について問われ、「来年度前半には 2%程度に達する見通しであり、追加緩和の必要は ないということだ」と述べた上で、「必要であれば 躊躇なく調整する」…

ドルは小甘い動きか

今週の為替相場は、米国の早期利上げが 後退したとの見方からドルが小甘い展開となるか。足元で発表されている米景気指標は、FRBの 想定を下回る軟弱な数字が続いています。早ければ、6月にも利上げに踏み切るのではないか との見方が市場では支配的でしたが…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の 発表が目白押しです。米国では足元の景気指標の伸び悩みが 目立っていることで、経済指標の中身が 気掛かりです。今週発表される経済指標の悪化が示されれば、 利上げ時期の先送りが意識されると思います。米国では 【18日】 5月のNA…

年金や労働問題、譲歩する考えない=ギリシャ首相

ギリシャのチプラス首相は15日、ギリシャ政府と 債権団はこれまでに財政目標や付加価値税(VAT)の 税率では合意しているものの、労働問題や 年金改革の分野では一致していないとした上で、 こうした問題でギリシャ政府が譲歩する考えは ないと強調した。首…

商品市況による物価目標かい離は当然のこと=黒田日銀総裁

日銀の黒田東彦総裁は15日午後都内で講演し、 商品市況による物価目標からのかい離は 各国中銀でも当然とされていると指摘し、 原油価格が見通しよりも下振れ、2%の 目標達成が遅延しても政策対応は必ずしも 必要でないとの見解を示した。一方、人々の予想…

第1四半期の弱い米成長率、統計作成法の問題でない=FRB調査

米連邦準備理事会(FRB)の調査チームは14日、 第1・四半期の弱い米成長率は、国内総生産(GDP)の 統計作成方法が原因ではない、と結論付ける報告書を 公表した。第1・四半期GDPの速報値は、季節調整後の 年率換算で前期比0.2%増となった。厳冬による個人…

独連銀総裁、ECBのギリシャ銀支援・QEを批判

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのワイトマン独連銀総裁は、 ECBが実施しているギリシャの銀行に対する緊急流動性支援 (ELA)について、禁じられている政府財政支援に相当する ものとして批判した。 また、ECBが実施している量的緩和(QE)策についても…

英金利、1年後には上昇している可能性=カーニー中銀総裁

イングランド銀行(英中央銀行)のカーニー総裁は14日、 経済情勢次第だが、1年後には英国の金利が上昇している 可能性があると述べた。BBCラジオとのインタビューに応じた。 総裁は、来年の今頃には金利が上昇しているか との質問に「その可能性はある。た…

ギリシャ、ECBへの債務返済は先送りすべき=バルファキス財務相

ギリシャのバルファキス財務相は14日、同国の 債務について、欧州中央銀行(ECB)への返済は 先送りされるべき、との見解を示した。同相は会議で「ギリシャ財務省は、ECBが 証券市場プログラム(SMP)で買い入れた ギリシャ国債の償還のため、7月から8月に …

日銀保有の国債平均金利は0.473%=岩田日銀副総裁

日銀の岩田規久男副総裁は、参議院財政金融委員会で、 日銀が保有国債の国債平均利回りは2014年度上半期で 0.473%だと答えた。 民主党の風間直樹委員の質問に答えた。風間委員は、日銀当座預金の超過準備に付されている 利息(付利、現行0.1%)が0.473%を…

欧州委、ドイツに投資拡大・仏に改革実行求める=年次政策提言

欧州委員会は13日、欧州連合(EU)加盟国の 経済政策に関する年次提言で、好景気が続く ドイツに投資拡大を求める一方、フランスに 対しては改革の実行を求めた。ドイツは2019年まで国内総生産(GDP)比で 0.25〜0.75%の構造的黒字が続く見通しで、 公的債…

英中銀が成長率見通し引き下げ、利上げ開始は約1年後と予想

英イングランド銀行(英中央銀行)は13日、 四半期インフレ報告を公表し、今後3年の 英国内総生産(GDP)伸び率見通しを引き下げた。また、利上げ開始は約1年後との市場の 見方について、慎重ながら肯定的な見方を示した。2015年の成長率見通しは2.5%とし、…

ユーロ圏経済、原油安とユーロ安が支援=クーレECB専務理事

欧州中央銀行(ECB)のクーレ専務理事は13日、 原油価格の下落とユーロ安がユーロ圏経済の支援に なっているとしながらも、こうした要因は 一時的なもので、次第に薄れていくとの見方を 示した。同専務理事は仏議員との会談で、「国際的なリスクは なお非常…

財政運営への信認確保は重要=黒田日銀総裁

日銀の黒田東彦総裁は13日午後の参院デフレ脱却・ 財政再建調査会で、米格付け機関による日本国債の 格下げについて問われ、「コメントする立場にない」 としつつも「一般論として財政運営への信認確保は 重要」との見解を改めて繰り返した。与党関係者の間…

FRB、2014年に米国債デフォルトに備えた緊急対策を計画

米連邦準備理事会(FRB)が、米国のデフォルト (債務不履行)に備え、返済繰り延べや投資家への 資金貸し出しなどの緊急対応策を計画していたことが、 ロイターの入手した書簡で明らかになった。米下院金融サービス委員会のジェブ・ヘンサーリング委員長 (…

中国人民銀が25bp利下げ、昨年11月以降3回目、景気支援を強化

中国人民銀行(中央銀行)は10日、貸し出し 及び預金の基準金利を25ベーシスポイント (bp)引き下げると発表した。利下げは、昨年11月、今年2月に続き3回目。経済成長率が金融危機以降で最も低い伸びとなる中、 さらなる景気てこ入れに踏み切った。1年物貸…

ユーロ圏財務相会合、ギリシャ支援で合意見送り、協議進展も溝残る

ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)は11日、 ギリシャ問題を協議した。会合後に発表された声明は、ギリシャと債権団の 協議進展を歓迎するとしたものの、包括合意に向け 双方の溝を埋めるさらなる努力が必要との認識も示した。ギリシャは、12日が期限とな…

ギリシャ問題が大きなカギに

今週の為替相場は、ギリシャ問題が 大きなカギとなりそうです。ギリシャとEUの話し合いのヤマ場が 週初11日に行われることで、ここでギリシャとの 妥協が図れるのか否か、注目されます。これまでの発言を見ていると、強硬姿勢をギリシャ側は 崩しておらず、E…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。英国では総選挙を終えて、11日にイングランド銀行の 金融政策決定会合が開催されます。総選挙は保守党が過半数を獲得し、政権の基盤は 強まった模様ですが、EU離脱などの問題など、 先行きは波乱含みです。イング…

スイス中銀の外貨準備が4月に減少、大規模介入控えた可能性

スイス国立銀行(中央銀行)の外貨準備は4月に 減少に転じ、スイスフラン押し下げに向けた大規模な ユーロ買いを中銀が手控えた可能性を示した。4月末の外貨準備(IMG基準)速報値は 5218億8800万スイスフラン(5705億6000万ドル)となり、 3月末の5223億990…

ギリシャ、金融安定基金CEOに辞任要求=前職で背信行為の疑い

ギリシャ政府は7日、ヘレニック・ポストバンクの 不良債権にからんだ背信行為の疑いにより、 国内銀行救済を目的とするギリシャ金融安定基金 (HFSF)のサケラリウ最高経営責任者(CEO)に 辞任を要求した。司法当局によるとサケラリウCEOは、国営銀行だった…

ギリシャのユーロ圏離脱、考えてもならない=バルファキス財務相

ギリシャのバルファキス財務相は7日、ギリシャが ユーロ圏を離脱する可能性について語ることは、 こうしたリスクを増大させる可能性があり、 ユーロ圏全体を揺るがす事態となる恐れが あると警告した。同財務相は欧州議会で、「ギリシャのユーロ圏離脱を 考…

オーストリア財務相、ギリシャ債務不履行を懸念

オーストリアのシェリング財務相は7日、ギリシャが 債務不履行(デフォルト)に陥れば直ちに多くの問題が 噴出するのは目に見えているものの、数カ月間にわたり 協議が行われているにもかかわらず妥当な解決策が いまだ見出されていないことに懸念を示した。…

ギリシャ支援合意、11日の会合に期待せず=ドイツ財務相

ドイツのショイブレ財務相は7日、ギリシャ支援協議について、 11日に開かれるユーロ圏財務相会合で何らかの打開策が 合意されると期待はしていないと述べた。同財務相はベルリンで行った記者会見で、「注目に 値するような結果が得られると期待してはならな…

独財務省、今年の税収見通しを上方修正

独財務省は7日、2015年の税収見通しを 6665億ユーロとし、前年11月に示した 6602億ユーロから約1%引き上げた。財務省の税金に関する有識者委員会が示した 税収予想には、連邦政府、州政府、地方政府、 欧州連合(EU)関連の税収が含まれる。 ドイツでは雇用…

ギリシャ、労働・年金問題では妥協不可能=政府報道官

ギリシャ政府報道官は、労働・年金問題では 妥協不可能な一線を守るとし、欧州連合(EU)と 国際通貨基金(IMF)も妥協すべきとの見解を示した。報道官は「交渉には妥協点があるはずだ」とし、 ギリシャ側は合意に向けて債務減免には 固執していないとし、「…

資本規制、特別な状況下では可能=メルシュECB専務理事

欧州中央銀行(ECB)のメルシュ専務理事は、 スペインのバンガルディア紙とのインタビューで、 資本規制は特別な状況下ではあり得るとの見解を示した。ギリシャに関してそのような措置が 有益かとの質問に答えた。専務理事は「異例の事態においては各国が必…

ユンケル欧州委員長、ギリシャのユーロ圏離脱めぐる憶測に警戒感

欧州委員会のユンケル委員長は7日、ギリシャの ユーロ圏離脱をめぐる憶測が金融市場に与える影響に 懸念を示した。ユンケル委員長は欧州議会のパネルでギリシャが ユーロ圏を離脱する可能性について問われた際、 「ギリシャのユーロ圏離脱は1つの選択肢だと …