11日の経済指標

【日本】
2018年度の通貨供給量M3は前年度比204%増
日銀が11日発表した2018年度のマネーストック(通貨供給量)速報によると、現金や預金などの合計を示す代表的な指標M3の平均残高は、前年度比2.4%増の1339兆3000億円となり、過去最高を更新しました。
内訳は、現金通貨が3.7%増、普通預金などの預金通貨が6.2%増、定期預金などの準通貨が1.8%減でした。

【ドイツ】
3月の独EU基準CPI改定値は前月比0.5%上昇・前年比1.4%上昇
ドイツ連邦統計庁が11日発表した3月の消費者物価指数(CPI)改定値は、欧州連合(EU)基準(HICP)で前月比0.5%上昇、前年比1.4%上昇しました。
ともに速報値と同じでした。
国内基準では前月比0.4%上昇、前年比1.3%上昇で、速報値と同じでした。

【米国】
3月の米卸売物価指数は前月比0.6%上昇
労働省が11日発表した3月の卸売物価指数は、モノとサービスを合わせた総合指数が前月比0.6%上昇しました。
エネルギー価格の上昇を背景に2カ月連続でプラスになりました。
モノではエネルギー価格が5.6%上がり、食品も0.3%上昇しています。
サービス価格は0.3%の上昇でした。
全体から変動の激しい食品とエネルギーを除いたベースでは前月比0.3%上昇しました。