9日の経済指標

【日本】
4月の消費動向調査、消費者態度指数は40.4に低下
内閣府が9日発表した4月の消費動向調査によると、消費者心理の明るさを示す消費者態度指数(2人以上の世帯)は前月比0.1ポイント低下の40.4となり、7カ月連続で悪化しました。
耐久消費財の購入意欲が後退したのが主因で、基調判断は「弱まっている」に据え置かれました。

【米国】
4月の米卸売物価コア指数は前月比
労働省が9日発表した4月の卸売物価指数(PPI)は、食品とエネルギー、貿易サービスを除いたコア指数が前月比0.4%上昇し、2018年1月以来の大幅な伸びとなりました。
前月は横ばいでした。
前年比では2.2%上昇でした。
総合指数は前月比0.2%上昇しました。
前月は0.6%上昇でした。
前年比では2カ月連続で2.2%伸びました。

3月の米貿易赤字は前月比1.5%増の500.2億ドル
米商務省が9日発表した3月の貿易赤字は前月比1.5%増の500.2億ドルでした。
3月はモノの貿易赤字が0.7%増の724.19億ドルとなりました。
2月の貿易赤字は全体で492.85億ドルで、当初発表の493.82億ドルから小幅修正されました。
対中貿易赤字は16.2%減の207.49億ドルと、2014年3月以来の低水準になりました。
対中貿易は、輸入が6.1%減、輸出が23.6%増でした。
メキシコに対する貿易赤字は95億ドルと、過去最大となりました。
対日赤字は11.3%増の66.9億ドルで、貿易相手国別では、中国、メキシコに次ぐ3位でした。
3月の貿易収支全体の内訳は、モノの輸出が1.4%増の1417.6億ドルでした。
産業用資材と原料や大豆の輸出が増えた一方、民間航空機は6.9億ドル減少しました。
モノの輸入は1.2%増の2141.25億ドルでした。
原油が増えたほか、食品は過去最高となりました。