2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

EU財務相、銀行破たん処理基金の積み立て期間短縮を検討

欧州連合(EU)加盟国は、銀行の破たん処理を 円滑に行うための破たん処理基金に常に十分な資金が 確実に蓄えられているよう、満額にするまでの期間を 予定の半分にあたる5年に早めることを検討している。ユーロ加盟国の前年12月の合意によると、 ユーロ圏の…

金利を安定させることが賢明、インフレに「ノイズ」も=豪中銀議事録

オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)が 18日に発表した2月4日の政策理事会議事録によると、 政策理事会は、緩和政策が経済活動を刺激していることを 示す兆候があり、結果として金利をしばらく 安定させることが賢明だとみなしていることが分かった。豪…

円安、日本の輸出拡大に直結せず=山崎財務省国際局長

財務省の山崎達雄国際局長は18日、円安が 日本の輸出を直接拡大させる状況にはもはやない、 との認識を示した。日本の大手製造業の多くが生産を 海外に移したためと説明した。ソウルで開かれた会議で述べた。円安は国内産業の競争力強化に直接には つながら…

新興国に神経質な動き、リスク顕在化なら躊躇なく追加緩和=日銀総裁

日銀の黒田東彦総裁は18日の金融政策決定会合後の 会見で、一部の新興国に神経質な動きが見られ、 不確実性の高い状況が続くと述べた。景気や物価は2%の物価目標達成に向けて 推移しているとの従来姿勢を崩さなかったものの、 下振れリスクが顕在化すれば、…

日銀が貸出支援制度の規模倍増など拡充決定、異次元緩和を継続

日銀は18日の金融政策決定会合で当面の 金融政策運営を「現状維持」とし、現行の 異次元緩和の継続を全員一致で決めた。長期国債やETF(上場投資信託)などの 資産買い入れも現行方針を継続する。また、今年3月が期限となっていた貸出増加支援と 成長基盤強…

市場の混乱軽減、すべてのG20諸国が役割担う=カナダ財務省高官

カナダ財務省高官は17日、先進国は自国の 金融政策について明確に説明する必要があり、 一部の新興国は金融市場の混乱を和らげるため 政策を強化しなければならないとの見方を示した。高官は、22〜23日にオーストラリアのシドニーで 開かれる20カ国・地域(G…

英住宅市場は過熱状態にない、低金利永続せず=中銀金融政策委員

イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会の マイルズ委員は17日、英住宅市場は過熱状態に ないものの、金利が永久に低水準にとどまる というわけではないとの見解を示した。マイルズ委員はブルームバーグTVとの インタビューで、住宅価格の上昇は持続…

ECBのマイナス金利に懐疑的=オーストリア中銀総裁

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーの ノボトニー・オーストリア中銀総裁は17日、 ECBが資産担保証券(ABS)の買い入れを 検討していることを明らかにした。またマイナス金利の効果には 懐疑的な見解を示した。ノボトニー総裁は、中小企業への融資を促す上で…

ドイツ住宅バブルの兆候ない、可能性は排除できず=ドンブレト独連銀理事

ドイツ連銀のドンブレト理事は、国内の 住宅バブル起こる可能性は排除できないが、 これまでのところその兆候はみられない との見解を示した。同理事はテレビインタビューで、「(バブルは) みられないが、長期にわたる低金利で流動性も 高いことから、将来…

新興国市場の混乱は世界経済回復妨げず、中国の成長続く=独連銀

ドイツ連邦銀行は17日公表した月次報告で、 新興国市場の混乱が世界経済の回復を 妨げるほどの要因でなく、今年は回復の 勢いが増す可能性もあるとの見通しを示した。連銀は、中国経済が大きな混乱を起こすことなく、 成長し続けるとの見方を示した。一部新…

英国、EU脱退ならロンドン金融街は域内で孤立=欧州委副委員長

欧州委員会のレディング副委員長(司法・基本権・ 市民権担当)は、英国が欧州連合(EU)から脱退すれば、 域内でロンドンの金融街が孤立することになると警告した。レディング副委員長は英ケンブリッジ大学で、 「脱退した場合、(EUの)単一市場に対する …

日本の経常黒字縮小はクレジットネガティブ=ムーディーズ

格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは 17日付のリポートで、日本の経常黒字の縮小は 「クレジットネガティブ」との見解を示した。ムーディーズは、経常収支の「悪化が長引けば、 日本の格付けの主な強みの1つである、 高水準の対外純資産を減…

英中銀総裁、利上げ開始は「経済がフル稼働に近い場合に限る」

イングランド銀行(英中央銀行)のカーニー総裁は、 国内経済がフル稼働に近い状態になった場合に限り 利上げを開始するとの見解を示した。総裁はBBCとのインタビューで、「金融政策と 金利の道筋は、雇用・所得・支出の持続的な伸びが 確実になった場合にの…

ECBの債券買い入れ策、独憲法裁と懸念共有=独連銀総裁

バイトマン独連銀総裁は14日、憲法裁判所が先日、 欧州中央銀行(ECB)の債券買い入れ策(OMT)を めぐる判断を欧州司法裁判所(ECJ)に付託した ことについて、「(憲法裁は)法律上の観点において、 大枠で独連銀の経済的懸念を共有している」と述べた。ブ…

円、底堅い動きか

今週の為替相場は、円が 底堅い動き継続するか。先週は、大きな材料はなかったものの、 発表された米経済指標が事前予想を 下回ったことなどを材料にドルが 軟調な展開となりました。大きく崩れることはありませんでしたが、 じりじりとドル売りが持ち込まれ…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の 発表が目白押しです。足元の景気実態を見極める意味で、 各国の経済指標発表が注目されるもの と思います。米国では 【18日】 2月のニューヨーク連銀製造業景気指数(予想9.00、前回12.51) 12月の対米イ証券投資ネット長期フロー(…

為替指標不正操作疑惑でFSBが調査開始、11月のG20で結果報告

20カ国・地域(G20)の規制当局と中央銀行で 構成する金融安定理事会(FSB)は14日、 外国為替指標の不正操作疑惑をめぐり、 調査を開始する方針を明らかにした。為替指標の不正操作疑惑をめぐっては、 米司法省や英金融行動監視機構(FCA)が 中心となり、…

来週のG20は市場の混乱が焦点、日本は内需拡大を=米政府高官

米政府高官は14日、オーストラリアのシドニーで 22〜23日に行われる20カ国・地域(G20)財務相・ 中央銀行総裁会議について、最近の金融市場の混乱に 焦点が当てられるとの見方を示した。 記者団に述べた。また日本は内需拡大による景気刺激を 行うべきとす…

中国「影の銀行」6社に新たなデフォルト懸念、石炭会社向け融資で=報道

中国の「影の銀行(シャドーバンキング)」取引の デフォルト危機で注目される経営難の石炭会社、 山西聯盛能源に対し、国内の信託会社6社が 総額50億元(8億2460万ドル)以上を 融資していたことが分かり、新たなデフォルト 懸念が浮上している。中国証券報…

英中銀、金融政策の指針修正で政策判断が複雑に

イングランド銀行(英中央銀行)は12日、 昨年8月に採用した金融政策の先行き指針を 示す「フォワード・ガイダンス」の修正を発表した。新たなガイダンスは、失業率という予測が 難しい指標から、今度は正確な測定が ほぼ不可能とみられる基準へ移行し、 政…

ギリシャ債務持続性の確認協議、債務再編は検討せず=クーレECB専務理事

欧州中央銀行(ECB)のクーレ専務理事は、 ギリシャ債務の持続可能性を確認する新たな協議が 年内に実施される見通しだが、国際支援機関の 議題には新たな債務再編は上がっていない、 と述べた。クーレ専務理事は「債務再編は協議されていない。 ユーログル…

ECBの資産審査、結果劣悪な銀行は閉鎖へ=ユーログループ議長

ユーログループ(ユーロ圏財務相会合)の ダイセルブルーム議長(オランダ財務相)は13日、 欧州中央銀行(ECB)が今年実施する資産の 質審査(AQR)について、結果が非常に悪い 内容となった銀行は閉鎖せざるを得ない との見方を示した。ロイターユーロ圏サ…

ECB、低インフレが一時的か見極めへ=ベルギー中銀総裁

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーの クーン・ベルギー中銀総裁は、ECBは 行動する前に、現在の低インフレが 一時的なものかを見極める情報が必要だ、 と述べた。ベルギー中銀の年次報告に関する記者会見で、 「前の理事会で、複数の要因に関する さらなる…

2%目標達成後の景気や財政に重大な関心=黒田日銀総裁

日銀の黒田東彦総裁は13日午後の 衆議院予算委員会に出席し、2%の 物価目標実現後の景気や財政について 「日銀は重大な関心を持っているし、 政府も重大な関心を持っている」と述べた。 松田学委員(維新)に対する答弁。黒田総裁は異次元緩和の出口戦略や…

4月の日米首脳会談、TPPなど幅広く意見交換したい=菅官房長官

菅義偉官房長官は13日午前の会見で、 オバマ米大統領が4月に訪日すると米国が 発表したことに関して、日米首脳会談では 安全保障や環太平洋連携協定(TPP)など 幅広く意見交換し、日米関係の強化を図りたい と語った。菅官房長官は、米側から具体的な訪問日…

米上院が債務上限引き上げ法案可決、大統領署名経て成立へ

米上院は12日、連邦債務上限を無条件で 引き上げる法案を賛成多数で可決した。下院は同様の法案を前日可決済みで、 オバマ大統領の署名を経て成立する。上限引き上げの期限は前週末で、財務省は 緊急措置でやり繰りしているが、それも 今月末には尽きるとさ…

英中銀が2015年の利上げ示唆、18の指標で経済の緩み判断へ

イングランド銀行(英中央銀行、BOE)は 12日公表のインフレ報告で、2014年の 国内総生産(GDP)伸び率が3.4% (従来予想2.8%)になるとの見通しを 示すなど、向こう3年間の経済成長率見通しを 大幅に上方修正した。1年余りのうちに利上げが 必要となる可…

英南部の洪水、経済に短期的な悪影響=カーニー英中銀総裁

イングランド銀行(英中央銀行)のカーニー総裁は12日、 同国南部で発生している洪水について、経済の短期的な 見通しに悪影響を及ぼすが、金融政策の決定には 影響しないとの認識を示した。ITVテレビとのインタビューで述べた。総裁は、洪水により輸送・農…

景気回復が米国に遅延する中でのユーロの上昇、興味深い=仏中銀総裁

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーの ノワイエ仏中銀総裁は12日、ユーロ圏経済の 回復が米国に遅れをとっていることを踏まえると、 外国為替市場でユーロが対ドルで 上昇していることは「興味深い」と述べた。同総裁はBFMビジネスラジオに対し、 「現在…

ドイツが今年の成長率予想を1.8%に上方修正、内需に勢い

ドイツの経済技術省は12日、年次報告書のなかで、 今年の国内総生産(GDP)成長率見通しを1.8%とし、 従来予想の1.7%から上方修正した。貿易が重しになる一方、 内需の勢いが増す見込みとした。来年の経済成長率は2.0%と予想した。ガブリエル副首相兼経済…