2014-06-17から1日間の記事一覧

IMFが米成長率予想引き下げ、ゼロ金利長期化の公算も

国際通貨基金(IMF)は16日、2014年の 米経済成長率の見通しを2.0%とし、4月時点の 2.8%から下方修正した。 第1・四半期の落ち込みを反映した。さらに、完全雇用の回復は2017年末まで 見込めないとし、市場が想定しているよりも 長期間にわたり、米連邦準…

フィッシャー氏が米FRB副議長に就任宣誓、他の2理事も

米連邦準備理事会(FRB)は16日、スタンレー・ フィッシャー前イスラエル中銀総裁がFRB副議長、 ラエル・ブレイナード前財務次官がFRB理事としての 就任宣誓を行ったと発表した。ジェローム・パウエルFRB理事も 再任の宣誓を行った。3氏とも、17〜18日の 米…

ドイツ経済成長率、第2四半期は鈍化見通し=連銀月報

ドイツ連邦銀行(中央銀行)は16日公表の月報で、 同国の経済成長率は第2・四半期に減速する可能性が あるが、第3・四半期には、堅調な建設需要や消費者の 前向きな態度を背景に再び加速するとの見通しを示した。ただ、第3・四半期の成長率は上期の 平均ほど…

豪ドルは高水準、どこかの時点で下落も=ケント豪中銀総裁補

豪準備銀行(RBA、中央銀行)のクリストファー・ ケント総裁補は16日、商品価格の下落を考慮すると 豪ドルは高水準にあるとの認識を示した。その上で、どこかの時点で 下落しても驚きではないと述べた。また、失業率については2015年も相対的に 高い水準が続…

雇用・所得の改善持続、製造業への波及など期待=日銀

日銀は16日、先行きの雇用・所得環境について、 これまでの非製造業中心から製造業における 雇用者数の増加、女性や高齢者の労働参加の拡大、 非製造業の生産性向上などによって、さらなる 改善が期待できるとの分析を「日銀レビュー」 として公表した。レビ…

企業物価の先行き「当面緩やかな上昇」へ上方修正=6月の日銀月報

日銀は16日公表した6月の金融経済月報で、 国内企業物価の現状及び先行きの判断を それぞれ上方修正した。国内で需給ひっ迫による価格転嫁の動きが 続いているためで、直近のイラク情勢を 受けた原油高は反映されていない。完全失業率や有効求人倍率がそれぞ…

英経済に楽観的、低金利からの脱出可能なら望ましい=ビーン中銀副総裁

14日付の英サンデー・タイムズ紙によると、 イングランド銀行(英中銀)のビーン副総裁は、 英経済に楽観的な見方を示し、過去最低水準にある 金利を通常の状態に戻すことができるなら 望ましいことだ、との見方を示した。同副総裁は同紙とのインタビューで…

米司法省がシティグループ提訴を準備、和解協議は決裂=関係筋

米司法省は、金融危機のきっかけをつくった 住宅ローン担保証券の不正販売をめぐり、 米シティグループを提訴する準備を進めている。 両者の和解協議は決裂していた。 関係筋が13日明らかにした。早ければ16日から始まる週に、 ブルックリンの連邦地方裁判所…