2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧
欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノボトニー・ オーストリア中銀総裁は、ユーロ圏の長期の景気停滞に 対するECBの選択肢は限られているとの認識を示した。現地紙のインタビューで述べた。ECBは22日に開催する理事会で、デフレ阻止と 経済再生に向け政府…
ドイツのショイブレ財務相は19日、訪問先のインドで、 ここ数週間にユーロが下落しているものの、ユーロ圏に ついて懸念する必要はないとの見解を示した。同相は、この日会談するインドのモディ首相への メッセージは「ユーロ圏の安定と今後の展開について …
中国の李克強首相は、国内経済は今年、かなりの 下振れ圧力に直面しているとの見解を示した。国営ラジオでの発言。
スイスのビドマーシュルンプフ財務相は、同国が スイスフランの対ユーロ相場の上限撤廃による混乱を 乗り切ることは可能との見方を示し、相場は 1ユーロ=1.10フラン前後に収束すると予想した。同財務相は現地紙ゾンタークスブリックと シュバイツ・アム・ゾ…
スイス国立銀行(中央銀行)のジョルダン総裁は、 スイスフランの対ユーロ相場の上限撤廃に対する 反応は行き過ぎているとの見方を示した。スイスのル・タン紙とノイエ・チュルヒャー・ ツァイトゥング(NZZ)紙とのインタビューで語った。総裁は「為替に過…
スイス国立銀行(中銀)が一転してフランの 対ユーロ上限を撤廃した「スイスフランショック」 の余波が世界的に広がっている。個人投資家が多額の損失を被り、仲介していた 為替業者が破綻に追い込まれるなど、 当局も対応に乗り出した。影響は銀行大手にも…
今週の為替相場は、スイス中銀が スイスフランの対ユーロでの上限を 解除したことを受け、大荒れとなった 地合いを受け、なお乱高下が 意識される展開が続きそうです。今週は、ECB理事会での追加緩和の規模を 睨む動きと見ていましたが、スイス中銀が スイス…
今週も各国で経済指標の 発表が目白押しです。中でも、22日に開催される ECB理事会での金融政策の行方が 関心を集めます。スイス中銀は、この理事会で追加緩和策が 発表されることを見込んで、前週、 過去3年にわたり維持してきた スイスフランの対ユーロの…
ラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事は15日、 原油安や米経済の回復に関わらず、今年の 世界経済見通しはさえないとの見方を示した。専務理事は講演で、原油安が世界の消費者にとって 恩恵となる一方、主要国では米国が投資や消費で唯一、 軟調なトレンドに…
米ボストン地区連銀のローゼングレン総裁は、 インフレが近く加速するとの自信を持てないとし、 連邦準備理事会(FRB)が利上げに踏み切る前に、 賃金や物価が上向いているとの一段の証拠を 確認したいとの考えを示した。米紙ウォールストリート・ジャーナル…
格付け会社フィッチのアナリストは15日、ユーロ圏で デフレが長引いた場合は、域内の重債務国の格付けを 引き下げる可能性があると警告した。クレジット・オフィサーのアイリーン・フェイヒー氏は 説明会で、「ユーロ圏のデフレ状況が長期間続いた場合は、 …
スイス国立銀行(中央銀行)は15日、過去3年にわたり 維持してきたスイスフランの対ユーロの上限、 1ユーロ=1.20フランを廃止すると発表した。発表を受けてスイスフランは30%近く急騰、 通貨高による輸出下押しへの懸念からスイス株は 急落した。スイス中…
スイス国立銀行(中央銀行)のジョルダン総裁は15日、 スイスフランの対ユーロでの上限を撤廃した決定に関し、 中銀は通貨バスケットではなく、全体的な為替相場の 状況に目を向けていると表明した。総裁は先に、必要ならば金融状況に影響を 及ぼすために為…
欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーの ノボトニー・オーストリア中銀総裁は、 ギリシャによるユーロ圏離脱は、同国だけでなく 欧州全体ににとり「非常に危険な」動きとなる との警戒感を示した。同総裁はオーストリアのORFテレビに対し、 ギリシャがユーロ圏…
欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーの ワイトマン独連銀総裁は15日、欧州中央銀行 (ECB)の国債買い入れを条件付きで合法とした 欧州司法裁判所の法務官の見解について、ECBの 行動には法的な限界があることも示したとの認識を 示した。経済界首脳を前にし…
日米欧7カ国(G7)の議長国を務める ドイツのメルケル首相は、6月に 独バイエルン州で開催するG7首脳会議に、 ロシアのプーチン大統領が招かれること可能性は ないとの認識を示した。15日掲載の独紙フランクフルター・ アルゲマイネとのインタビューで述べた…
欧州連合(EU)欧州委員会のカタイネン副委員長は15日、 イタリアの2015年度予算案を受け入れるかどうかの 最終判断を3月に下す際は、EUの財政規律を柔軟に 解釈する可能性があるとの見解を示した。同氏はイタリア議会に対し、欧州委が次回経済予想を 公表す…
日銀の梅森徹・名古屋支店長は15日、本店で 開かれた支店長会議終了後の会見で、最近の 原油安に関連し、「幅広い業種に薄く広くプラスの 影響が及んでいるとの認識を示した。円安進行についても企業収益の増加などを通じて プラス効果が出ているとし、東海…
日銀の宮野谷篤・大阪支店長(理事)は15日、 本店で開かれた支店長会議の終了後に会見し、 12月に公表した短観で近畿企業の先行き業況感 (DI)が悪化した背景として「急激な円安や 原油安が保守的な回答につながった可能性がある」 と説明した。また、為替…
日銀は15日、四半期に一度公表している 「地域経済報告(さくらリポート)」で、 中小企業の現状についてリポートをまとめた。消費税引き上げや円安による需要減やコスト増を 背景に業績が二極化していると指摘した。一方、急激な原油安による恩恵は 今のと…
日銀は15日公表した地域経済報告(さくらリポート)で、 全9地域のうち8地域の景気判断を据え置く一方、 北海道の景気判断を引き下げた。昨年4月の消費税率引き上げに伴う駆け込み 需要の反動減の影響について、多くの地域が 「全体として和らいでいる」と報…
黒田東彦日銀総裁は15日、本店で開かれている 支店長会議であいさつし、景気は基調的に緩やかな 回復続けている、との認識を示した。総裁は、昨年4月の消費税率引き上げに伴う 駆け込み需要の反動減の影響は「全体として 和らいでいる」と指摘。日本の金融シ…
米連邦準備理事会(FRB)が14日公表した 地区連銀経済報告(ベージュブック)は、 昨年11月半ばから12月末の米経済活動に ついて「拡大を続けた」とした。原油価格の下落が消費支出を後押しする一方で、 石油関連の産業には重しになったとの認識を示した。報…
欧州中央銀行(ECB)の無制限債券買い入れ策 「OMT」について、欧州司法裁判所(ルクセンブルク)の 法務官は14日、域内の問題国への支援にECBが 直接関与しなければ合法、との見解を示した。法務官の見解は、司法裁の対応についての勧告。拘束力はないが、…
欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は、独紙ツァイト とのインタビューで、ユーロ圏の物価安定の達成には 緩和的な金融政策が必要との認識を示した上で、 理事会はこの責務達成を決意していると述べた。12月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比で 5年ぶりのマ…
世界銀行は13日公表した経済見通しで、 2015、2016年の世界経済の成長率見通しを ともに引き下げた。ユーロ圏や日本、一部の主要新興国の見通しが弱く、 原油安による恩恵が相殺されるとの見方を示した。2015年の成長率予想は3%とし、 昨年6月時点の3.4%か…
米連邦準備理事会(FRB)が公表した、 昨年12月の公定歩合会合に関する議事録で、 フィラデルフィア、カンザスシティー、 ダラス3地区の連銀が、引き上げを 再提案していたことが分かった。3連銀は公定歩合を0.75%から1%へ引き上げ、 残る9連銀は据え置き…
英国立統計局(ONS)が13日に発表した12月の 消費者物価指数(CPI)は、前年同月比0.5%上昇と、 伸びは2000年5月以来およそ14年ぶりの低水準となった。原油価格の急落を背景に、上昇率は前月の 1.0%上昇から半分の水準となり、予想の 0.7%上昇も下回った…
ギリシャのハルドゥベリス財務相は13日、25日の総選挙で 誕生する新政権は、2月末までという限られた時間の中で 国際支援プログラムの最終審査を完了させなければならず、 延期が必要になる公算が大きいとの考えを示した。その上で、仮に支援プログラムを「…
欧州委員会は13日、景気対策の原資とするため 新たに創設する「欧州戦略投資基金(EFSI)」について、 欧州連合(EU)各国政府によるEFSIへの投資は、 統計上は赤字として計上されるが、EUの財政規定に 抵触していないかどうかの審査では赤字として 扱われな…