2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

強いドルは米国に有益、堅調な米経済動向を反映=ルー財務長官

米国のルー財務長官は、強いドルは自国に有益で、 海外経済と比べて国内経済の勢いが強いことを受け、 為替相場が動いているとの見方を示した。 世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)出席のため スイスのダボスを訪れているルー財務長官はCNBCの インタ…

欧州各国、ユーロ懐疑派政党が政権獲得なら格下げも=S&P

格付け会社S&Pは23日、欧州諸国でユーロ懐疑派の 政党が政権の座に就いた場合、格付けを引き下げる 可能性があると警告した。S&Pは、欧州で最も「クレジット・ネガティブ」になる 可能性がある政党は、ギリシャの最大野党・急進左派連合 (SYRIZA)とスペイ…

ECBの量的緩和を批判、独連銀総裁「リスク伴う」

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーの ワイトマン独連銀総裁は、前日の量的緩和決定について、 リスクを伴うとともにECBの独立性を損なう恐れが あるとして批判した。24日掲載の独ビルト紙との インタビューで述べた。総裁は「国債買い入れはリスクを伴い、 …

ECB緩和で改革努力緩めるべきでない=メルケル独首相

ドイツのメルケル首相は、イタリアだけでなく ユーロ圏各国が構造改革に取り組むことが 好ましいとし、欧州中央銀行(ECB)による 国債買い入れで改革努力を緩めてはならない と述べた。イタリアのレンツィ首相との共同記者会見で メルケル首相は、ECBの独立…

予想される米利上げは堅調な景気反映、世界経済に好ましい=日銀総裁

日銀の黒田総裁は、欧米の金融政策の方向乖離で 日銀のデフレとの闘いが難しくなるとは 懸念していないと述べた。ダボスで行われたブルームバーグテレビとの インタビューで総裁は、ECBの措置を歓迎。「日銀の仕事が一段と困難になることはない」 と述べた。…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。米国ではFOMCが開催されます。利上げに舵を転じるタイミングが いつになるのかを注目する動きが強まりそうです。特に、ECBが量的緩和に踏み切ったことで、 米国の金融政策の行方に関心が集まりそうです。米国では…

モスコビシ欧州委員、ECB国債買い入れは「ユーロ圏全体の利益」

欧州委員会のモスコビシ委員(経済・財務担当)は 23日付のドイツ紙とのインタビューで、 欧州中央銀行(ECB)が決定した量的緩和 (QE)について、すべてのユーロ圏の利益に 適っているとして歓迎した。元仏財務相のモスコビシ委員はハンデルスブラット紙に…

景気「緩やかに回復」、据え置きは3カ月連続=1月の月例経済報告

政府は、1月の月例経済報告で、 国内景気の基調判断を据え置いた。雇用の改善傾向が続くなかで地域の活性化を 狙った経済対策や原油安の効果を見込み、 「緩やかな回復基調が続いている」との見方を 維持する。23日の関係閣僚会議で報告した。景気判断は昨年…

英インフレ率、2〜3カ月以内にマイナス圏に沈む可能性=マイルズ中銀委員

イングランド銀行(英中銀)金融政策委員会の マイルズ委員は22日、英インフレ率は2〜3カ月以内に マイナス圏に沈む可能性があるとの認識を示した。同委員はエディンバラ大学での講演後に質問に答え、 「向こう2〜3カ月で(インフレ率が)ゼロに、 場合によ…

伊首相がユーロの下落を歓迎、パリティ水準望む=報道

イタリアのレンツィ首相は、最近のユーロ相場の 下落を歓迎し、対ドルでパリティ(等価)水準まで 下落することが望ましいとの見解を示した。米ウォールストリート・ジャーナル (WSJ)紙が22日報じた。同首相は、世界経済フォーラム年次総会 (ダボス会議)…

デンマーク中銀が追加利下げ、ECBの量的緩和決定に対応

デンマーク中央銀行は22日、主要政策金利である 譲渡性預金(CD)金利をマイナス0.20%から マイナス0.35%に再度引き下げた。欧州中央銀行(ECB)が同日の理事会で量的緩和 (QE)の実施を決定したことを受け、今週2度目と なる利下げに踏み切った。デンマ…

ギリシャ国債買い入れ、財政審査通過が条件=ECB決定受けサマラス首相

ギリシャのサマラス首相は22日、欧州中央銀行 (ECB)による量的緩和(QE)実施の決定を受けて、 国際支援プログラムの財政審査を完了しない限り、 その恩恵を得ることはできないとの考えを示した。ECBの国債買い入れでは、ギリシャなどの救済された 国は欧…

ECBの量的緩和、待つべきだった=オーストリア中銀総裁

オーストリア中央銀行のノボトニー総裁は22日、 この日欧州中央銀行(ECB)が量的緩和(QE)実施を 決定したことに関して、既存の景気刺激策の効果の 見極めがつくまでもう少し待つべきだったのではないか との意見を表明した。ECBはユーロ圏経済の支援とデ…

IMF専務理事、ECBの量的緩和決定を歓迎

国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は22日、 欧州中央銀行(ECB)による量的緩和の決定に 歓迎の意を表明した。月額600億ユーロの資産買い入れはECBの緩和政策を 強化し、ユーロ圏全域の買い入れコスト引き下げや インフレ期待押し上げの一助となるほか…

欧州各国、ECB量的緩和でも改革の手綱緩めてはならず=独首相

メルケル独首相は22日、欧州中央銀行(ECB)が 量的緩和を決定したものの、欧州各国政府は経済改革の 手綱を緩めることがあってはならないとの考えを示した。ECBはこの日の理事会で金利を据え置くことを決定。理事会後の記者会見でドラギ総裁はECBが 買い入…

ECBが量的緩和決定、景気支援・デフレ回避へ1兆ユーロの支援策

欧州中央銀行(ECB)は22日、国債買い入れ型の 量的緩和(QE)実施を決定した。買い入れは月額600億ユーロのペースで 3月に開始、2016年9月末まで継続する。景気支援とデフレ回避に向け、残された 最後の主要金融政策の実施に踏み込む。買い入れ額には既存の…

物価は当面プラス幅縮小、エネルギー価格下落で=日銀月報

日銀が22日公表した1月の金融経済月報は、 消費者物価の見通しについて、「エネルギー価格の 下落を反映して、当面プラス幅を縮小する」とした。前月は「当面現状程度のプラス幅」で推移する としていたが、原油相場が12月から一段と 下落したことを踏まえて…

カナダ中銀が利下げ、原油安の影響懸念

カナダ銀行(中央銀行)は21日、 政策金利を1.0%から0.75%に引き下げた。政策金利の変更は2010年9月以来。原油価格の急落に伴い、成長率とインフレ率目標の 達成が脅かされているとして、必要であれば 追加緩和をする準備があることも示した。ポロズ総裁は…

今回会合で超過準備の付利引き下げ議論は全くなかった=日銀総裁

日銀の黒田東彦総裁は21日、金融政策決定会合後の 記者会見で、今回の会合で超過準備の付利の 引き下げについての議論は全くなかった、と述べた。物価2%目標の達成時期については、原油価格が 大幅に変動しており、多少前後する可能性が あるとの見解を示し…

日銀が政策維持、2015年度物価見通しは1.0%に大幅下方修正

日銀は21日の金融政策決定会合で 金融政策の維持を賛成多数で決定した。2015年度の物価見通しを1.0%に 大きく引き下げる一方、2016年度を 2.2%に小幅上方修正し、2015年度を 中心とする期間の物価2%到達という シナリオを維持した格好だ。一方、今年3月に…

IMF、2015・2016年の世界成長率予想を下方修正

国際通貨基金(IMF)は20日、世界経済見通しを公表し、 2015年と2016年の世界経済成長率予想を下方修正した。成長支援に向けた金融緩和策と 構造改革の実施を各国に求めている。IMFは、2015年の世界成長率予想を 10月の3.8%から3.5%に引き下げた。2016年も…

債券・為替・商品市場、監督規制の強化必要に=パウエル米FRB理事

米連邦準備理事会(FRB)のパウエル理事は20日、 債券・為替、商品市場で一段の監督・規制が必要と なる可能性を示した。シンクタンク、ブルッキングス研究所の イベントで発言した。同氏は、LIBOR(ロンドン銀行間取引金利)に 代わる参照金利を検討する委…

S&Pが当局に15億ドル支払いへ、MBS格付け訴訟=関係筋

格付け会社S&Pは、金融危機前に付与した モーゲージ担保証券(MBS)格付けをめぐる 民事訴訟で、最大15億ドルを支払い、米司法省や 10以上の州と和解する見通しだ。関係筋が20日、明らかにした。月内にも和解が成立する可能性があるという。S&Pは金融情報大手…

中国ではなく、米がアジアの貿易ルール定めるべき=一般教書演説

オバマ米大統領は20日の一般教書演説で、中国ではなく、 米国がアジアの貿易ルールを定めるべきとの考えを示し、 貿易交渉をまとめる自由な権限をホワイトハウスに 与えるよう議会に求めた。貿易促進権限(TPA、通称ファストトラック)法案の 可決に意欲を見…

ECB量的緩和、ギリシャ流動性問題解決には不十分=ギリシャ財務相

ギリシャのハルドゥベリス財務相は20日、欧州中央銀行 (ECB)のいかなる量的緩和策もギリシャ経済のために なるとしながらも、ギリシャの流動性問題を解決するには 十分でないとの考えを示した。同財務相は経済関連の会議に出席し、量的緩和策について 「流…

スイスフラン上限撤廃、ユーロに長期的に影響せず=独財務相

ドイツのショイブレ財務相は20日、スイス国立銀行 (中央銀行)によるスイスフランの対ユーロ相場 上限撤廃の決定は「特殊なケース」で、ユーロに 対する長期的な影響は見込まれないとの見解を示した。インド訪問中の同相は、「スイスは特殊なケースだ」 と…

ユーロ圏銀行への住宅ローン需要が増加=ECB四半期調査

欧州中央銀行(ECB)が20日公表した四半期ごとの 「銀行貸出調査」によると、ユーロ圏の銀行融資に 対する企業の需要は2014年第4・四半期に増え、 2015年第1・四半期も拡大することが見込まれている。調査によると、調査対象行の4分の1は第4・ 四半期に住宅…

ECB量的緩和、欧州経済の支援要因に=仏大統領

フランスのオランド大統領は19日、欧州中央銀行 (ECB)が国債買い入れ型の本格的な量的緩和実施に 踏み切れば、原油安など他の要因と共に欧州経済の 支援要因となるとの考えを示した。同大統領は年頭にあたって行った講演で、欧州経済を 支援すると考えられ…

独首相がQEめぐり異例の発言、「経済改革に代わるべきでない」

ドイツのメルケル首相は19日、欧州中央銀行 (ECB)によるいかなる措置も、財政改革や 競争力向上に向けた取り組みが後回しになるような 事態を招くべきではないとの見解を示した。メルケル首相はドイツ証券取引所の本社で 経済界関係者に対し、「ECBの代表…

スイス中銀、ECBの量的緩和見越して行動=ルクセンブルク財務相

ルクセンブルクのグラメーニャ財務相は19日、 スイス国立銀行(中央銀行)が対ユーロ相場での スイスフランの上限撤廃を決めたのは、欧州中央銀行 (ECB)の量的緩和策導入の可能性を見越した 行動だったと指摘した。同財務相は香港で行われているアジア金融…