2016-06-22から1日間の記事一覧

為替相場、英国のEU残留を意識

22日の外国為替相場は、英国の離脱の賛否を巡る 国民投票を前に、動きがやや乏しくなってきます。今回の国民投票では、EU残留派が多数を占める との見方が広がり、欧州通貨は底堅い動きを 見せましたが、これも続かず、再び軟調な動きが 続いています。市場…

イエレン米FRB議長、「英国民投票、不測の事態警戒」

米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は21日の 上院銀行委員会での証言で、英国が欧州連合(EU)を 離脱することになれば「金融市場が混乱し、米経済の 見通しに悪影響を与える可能性がある」と指摘した。離脱によって米国が景気後退に陥る恐れは小さ…

ドラギECB総裁、「英国民投票で不透明感、あらゆる手段用意」

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は21日、欧州議会で 行った証言で、ユーロ圏の経済成長は勢いを増しつつある との認識を示しながらも、英国で23日に実施される欧州連合 (EU)離脱の是非を問う国民投票などが一部要因となり 不透明感が高まっているため、EC…

4月の日銀議事要旨、「マイナス金利政策、効果浸透見極めが適当」

日銀は21日、大規模金融緩和の維持を決めた 4月27、28日の金融政策決定会合の議事要旨を 発表した。それによると、会合では最新予測の「経済・ 物価情勢の展望(展望リポート)」で物価の 見通しを下方修正したが、大方の委員は 「(マイナス金利)政策効果…

麻生財務相、「為替は英EU離脱を織り込んだ動き、介入は安易にせず」

麻生太郎財務相は21日の閣議後会見で、足元の為替動向が、 英国の欧州連合(EU)離脱を一定程度織り込んでいる との見方を示した。為替が急激に変動した場合は、主要7カ国(G7)などの 合意に沿って対応するとし、「為替介入は安易に やるつもりはない」と語…