14日の経済指標

【ユーロ圏】
昨年第4四半期のユーロ圏GDP改定値は前年同期比1.2%増へ鈍化
欧州連合(EU)統計局が14日発表した第4四半期のユーロ圏域内総生産(GDP)改定値は前年同期比1.2%増となり第3四半期の1.6%から減速しました。

【ドイツ】
昨年第4四半期の独GDP速報値は前期比変わらず
ドイツ連邦統計庁が14日発表した昨年第4四半期の国内総生産(GDP)速報値は、前期比の伸び率がゼロ%となり、リセッション入りはかろうじて免れました。
第3四半期は2015年以来のマイナス成長に陥っていました。

【米国】
昨年12月の米小売売上高は前月比1.2%減
米商務省が14日発表した昨年12月の小売売上高は前月比1.2%減と、米経済が景気後退から抜け出し始めた2009年9月以来9年強ぶりの大幅な減少となりました。
昨年末に米経済が急減速したことを示しました。
昨年11月の数字は当初発表の0.2%増から0.1%増へ下方修正されました。

1月の米卸売物価指数は前月比0.1%低下
労働省が14日発表した1月の卸売物価指数はモノとサービスを合わせた総合指数が前月比0.1%低下しました。
下落率は前月と同じで2カ月連続のマイナスとなりました。
全体から変動の激しい食品とエネルギーを除いたベースでは前月比0.3%上昇しました。