8日の経済指標

【米国】
2月の米雇用統計、非農業部門の新規雇用は前月比2万人増にとどまる
労働省が8日発表した2月の雇用統計では、非農業部門の雇用者数が前月比2万人増にとどまりました。
この増加は2017年9月以来約1年半ぶりの小幅な伸びでした。
建設や小売りなどの業種がマイナスとなりました。
この中、失業率は前月に比べ0.2ポイント低下の3.8%に改善しました。
また、時間当たり賃金は前月比0.4%増のなり、前年比では3.4%増と2009年4月以来10年ぶりの大幅な伸びを記録しました。
平均週間労働時間は前月の34.5時間から34.4時間に小幅縮小しました。

1月の米住宅着工件数は年率換算で123万戸
米商務省が8日発表した1月の住宅着工件数は年率換算で前月比18.6%増の123万戸となりました。
一戸建て住宅が5カ月ぶりに持ち直したことが影響を与えました。
また、昨年12月の数字は当初発表の107.8万戸から103.7万戸へ下方修正されました。