19日の経済指標

【日本】
2018年末の個人金融資産は1830兆円
日銀が19日発表した資金循環統計によると、2018年末時点の個人(家計部門)が保有する金融資産の残高は前年末に比べ1.3%減の1830兆円でした。
年末にかけて株価が下落した影響で株式や投資信託時価評価額が目減りしたためで、前年末を下回るのは2008年以来10年ぶりのこと。
個人金融資産の内訳を見ると、過半を占める現預金は1.6%増の984兆円と拡大が続く一方、株式が15.3%減の175兆円、投信は12.4%減の67兆円といずれも2桁のマイナスとなりました。 

【ドイツ】
3月の独ZEW景気期待指数
ドイツの欧州経済センター(ZEW)が19日発表した2月の独ZEW景気期待指数はマイナス3.6で、前月のマイナス13.4から改善しました。
英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)が延期される可能性があるとの期待が支援要因となりました。
現況指数は11.1で、前月の15.0から低下しました。

【米国】
1月の米製造業新規受注は前月比0.1%増
米商務省が19日発表した1月の製造業新規受注は、前月比0.1%増と小幅増加にとどまりました。