2011-07-21から1日間の記事一覧

関西電、昨夏並みの猛暑なら8月は140万kw不足見通し

関西電力の八木誠社長は20日、大阪市内での会見で、 8月の管内電力供給状況について、昨夏並みの猛暑を想定した場合、 約140万キロワット不足するとの見通しを明らかにした。8月の管内での電力供給予備率は マイナス6.2%、9月は同3.3%の見通し。今後も供給…

欧州銀のドル調達上乗せ金利が急拡大、危機の伝播が背景

一部の欧州銀がドルを調達する際に要求される上乗せ金利 「ユーロ・プレミアム」が急拡大している。同プレミアムはこの日50ベーシスポイント(bp)を上回り、 月初の24bpから2倍以上の水準に達した。ギリシャ発の欧州ソブリン危機が、イタリアやスペインへ …

21日に欧州首脳会議、独仏がギリシャ追加支援で事前協議

メルケル独首相とサルコジ仏大統領は 20日、21日のユーロ圏首脳会議を前に、 ベルリンで会談した。ギリシャ第2次支援で合意するよう圧力が高まるなか、 詰めの作業が始まる前に、事前協議を行ったとみられている。ザイベルト独政府報道官はこの日、首脳会議…

巨大銀行への自己資本上乗せ規制、当初は28行対象=FSB

金融安定理事会(FSB)は19日、世界の巨大銀行の健全性を 確保するための自己規制上乗せ規制案を公表した。それによると、当初は28行が対象になり、その他の銀行より 1〜2.5%高い自己資本の上乗せが求められる。上乗せに用いる資本として認められるのは普通…

IMFがEFSF強化と欧州銀行の資本増強を要請

国際通貨基金(IMF)は19日、欧州債務危機が迅速に解決されなければ、 世界経済全体に影響が及ぶ恐れがあるとして、 欧州金融安定化ファシリティー(EFSF)を強化するとともに 域内銀行の資本を増強するよう促した。IMFの欧州部門ユーロ圏政策部長であるリュ…

日銀の緩和策は市場を支援、経済活動への影響は不透明=IMF

国際通貨基金(IMF)は20日、日本経済に関する報告書を公表し、 日銀による資産買い入れと固定金利による資金供給オペを通した 緩和策は、金融市場にプラスの影響を与えたとの見方を示した。ただ、企業信用と経済活動に対する影響は まだ明確になっていない…